【DDT】岡谷がハードコアマッチで葛西に惜敗 「次はお前に中指立てさせてやる」 2025/10/2

『CHARISMANIAxMANIAxMANIA』後楽園ホール(2025年10月2日)
ハードコアマッチ ○葛西純vs岡谷英樹×

 岡谷が葛西とのハードコアマッチに惜敗したものの、「久々にハードコアでたぎったよ。次はおまえに中指立てさせてやる」と雪辱を誓った。

 佐々木20周年興行となったこの日、DAMNATION T.Aの一員である岡谷は“デスマッチのカリスマ"葛西とハードコアマッチで対決した。岡谷は勝俣瞬馬との闘いを通じてハードコアに目覚め、6・18新宿大会『CHARISMANIA II』では木高イサミにハードコア戦で敗退している。

 岡谷の奇襲で開戦。両者イスに座って、キーボードで殴り合う。葛西が場外へのパールハーバースプラッシュでテーブル葬にすれば、負けじと岡谷はギターや鳥かごで殴打して応戦。葛西がラリアット、イスの上へのボディスラムで主導権を握っても、岡谷は雪崩式ダブルアームスープレックスでやり返し、串刺しクレイモア、垂直落下式ブレーンバスターの猛攻に出た。

 ラダー上での攻防は葛西が岡谷の頭に竹串を突き刺して制した。ラダー上から転落した岡谷にパールハーバースプラッシュを投下すると、リバース・タイガ―ドライバーで追い討ち。岡谷も2カウントで粘ったが、葛西はイスを脳天に振り下ろすと、クロスアーム式スティミュレイションでトドメを刺した。

 岡谷が惜敗。試合後、葛西が握手を求めるも、その手を払って中指を突き立てた。「久々にハードコアでたぎったよ。あのとき以来だ。このワクワクは」と興奮気味に振り返った岡谷は「次はお前に中指立てさせてやる。覚悟しとけ」とリベンジ宣言。

【葛西の話】「しばらくDDTに上がってないうちに、とんでもねぇ若いヤツが育ってるじゃねぇか。カリスマ、20周年おめでとう。仲悪いけど、粋なことしてくれるじゃないか。呼んでくれて、あんな活きのいい若いヤツとやらせてくれて。岡谷、おもしれぇじゃねぇか。葛西純51歳、まだまだ老け込む気はさらさらねぇ。DDT、俺っちの息子(陽向)がお世話になってるんだから、俺っちのこともお世話してくれよ。どんどん今日みたいな元気で活きのいいヤツ当ててくれ」