7/14【NOAH】潮崎が地震後初めて地元・熊本入り サッカー元日本代表・巻と復興支援へ連携誓い合う
熊本出身のGHCヘビー級王者・潮崎豪が14日、今年4月の熊本地震後初めて熊本入りした。
GHCヘビー挑戦決定後まもなく地震が発生。各会場で募金や寄せ書きを募りながら、「熊本に良いニュースを届けたい」と“熊本魂"を胸にファイトを続けた。5月にはGHC再戴冠、6月にはノア再入団を果たしたものの、多忙な日々で“里帰り"はできていなかった。
ようやくこの日、熊本入り。まずはサッカー元日本代表で現ロアッソ熊本の巻誠一郎選手を表敬訪問した。ともに熊本地震の復興支援活動に尽力しており、業界の枠を超えての連携を約束した。この日は練習後の巻選手のもとを潮崎が訪れ、潮崎の実家の地区に巻選手もゆかりを持つことから話も弾んだ。連携の第一歩として7月31日の「ロアッソ熊本vsヴェルディ東京」(東京スタジアム)に、潮崎がくまモンとともに応援に駆けつけることも決まった。
巻に教えられ、震源地となった益城町の避難所(益城町総合体育館)も訪問。ボランティアスタッフの案内で震災の生々しい傷跡が残る町の様子や、不自由な避難所生活を目の当たりにして言葉を失った。それでも入居者の多くから歓迎され、写真撮影やサインに応じた。
地元被災地訪問に際して潮崎は「今回、震災後初めて地元熊本に帰りました。被災地、避難所を見てきましたが、家屋が崩れてそのままの状態のところもありましたし、自分が見ていない場所もまだまだあります。復興には時間かかると感じました。復興に向けて少しでも力になれればという思いが以前よりも強くなりました。一人ひとりの力は小さいと思いますが、それが集まった時の力はものすごく大きいものになると思ってます。なので、自分ができることとして熊本地震の募金を延長させていただこうと思います。皆さんの力を貸してください。よろしくお願いします」とのコメントを寄せた。
