プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

8/2【新日本】真壁5連敗で脱落 ペイジが意地の2勝目

『戦国炎舞-KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28』福岡市民体育館(2018年8月2日)
Aブロック公式戦 ○ハングマン・ペイジvs真壁刀義×

 すでに脱落が決まっていたペイジが真っ向勝負で真壁を破って意地の2勝目。一方の真壁は5連敗で脱落が決まった。

 2勝4敗の真壁と1勝5敗のペイジがAブロック公式戦で激突した。真壁は開幕2連勝を果たしたが、4連敗で急ブレーキ。対するペイジは各大会で善戦しているもの、開幕戦でバッドラック・ファレから反則勝ちを拾ってからは5連敗中で、すでに脱落が決まっている。

 真壁はショルダータックルでペイジを場外に叩き落とすと、鉄柵に連続して投げつけて蹂りん。しかし、ペイジもトペスイシーダを見舞うと、お返しとばかりに鉄柵へ投げ飛ばし、のっけから激しいせめぎ合いとなった。その後、ペイジが串刺しドロップキックやブロックバスターなどで試合をリードする。

 打撃戦になると、鬼の形相になった真壁がナックルパートで反撃開始。パワースラムを皮切りに、串刺しラリアット、馬乗りナックルパート、ノーザンライトスープレックスと得意の波状攻撃を繰り出した。ペイジもエルボー乱射で押し返すと、ローリングエルボーからジャーマンスープレックスに繋げるが、真壁の闘志は消えず。左腕ラリアットで浴びせ倒すと、串刺し延髄ラリアットから早くもスパイダージャーマンの構えに。

 抵抗を受けても、スパイダーフロントスープレックスに切り替え、キングコングニードロップで勝負に出るが、ペイジに避けられて痛恨の自爆に。それでも「真壁」コールを受けて、ラリアットを浴びせるが、ペイジも譲らず、ラリアットのラリーに発展した。

 3度目の相打ちで真壁が競り勝つと、ジャーマンスープレックスに行くが、ペイジは一回転して不時着。トラースキックをカウンターで突き刺す。下がらない真壁はなおもラリアットを振り回したが、エプロンに追い込まれたのを利用したペイジは、ジ・アダムス・アップル(前転飛び込み式ラリアット)を一閃。最後はライト・オブ・パッセージで3カウントを奪い取った。

 ペイジが真っ向勝負で真壁超えを果たして2勝目。会心の勝利に「このままこのG1を終わらせない。まだ残りの試合でも、2点を奪い取ってやる」と吠えたペイジだった。一方、真壁は5連敗で無念の脱落となった。次戦の8・5大阪で、ペイジは鈴木みのると、真壁はジェイ・ホワイトと対戦する。

プロ格 情報局