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8/2【新日本】OG乱入でぶち壊し 怪物対決は反則決着でとも倒れ

『戦国炎舞-KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28』福岡市民体育館(2018年8月2日)
Aブロック公式戦 ○マイケル・エルガンvsバッドラック・ファレ×

 ファレとエルガンによる怪物対決はBULLET CLUB OG乱入でエルガンの反則勝ち。ファレは自ら4敗目を選び、エルガンともども脱落が決まった。

 G1博多の舞台で実現した新日本きっての“怪物外国人対決"。193cm156Kgのファレと180cm、111Kgのエルガンが真っ向からぶつかり合う…展開とはならなかった。エルガンは痛める右腕をテーピングでガチガチに固めて登場。当然ファレもその右腕を徹底的に痛めつけて攻めまくった。

 それでもエルガンは左腕を使ってのエルボーやラリアットで反撃。ファレからバックフリップからのバッドラックフォールを狙われても着地し、逆にファレの巨体を豪快にジャーマンで投げ捨て、会場を大歓声が包んだ。

 ところがその直後。ファレはレフェリー交錯を誘って無法地帯を作り上げるや、すかさずセコンドのロアが乱入だ。エルガンも右腕の痛みに耐えつつ、ブレーンバスターやボディスラムでナデ斬りにして大ブーイングを大歓声に塗り替えると、コーナーに上がってダイブ攻撃を狙う。

 だが、今度はトンガが乱入。花道を猛ダッシュで駆け込んできたトンガは、コーナー上のエルガンをパイプイスで殴りつけると、そのままレフェリーの制止も完全に無視して殴打を続行。反則裁定が下され、大ブーイングがこだましても構わずエルガンの右腕に何度もイスを振り下ろし続けた。

 ともあれ、これで星取り的には両雄ともに3勝4敗。後に棚橋が6勝目を上げたため、揃って脱落が決まって“とも倒れ"となった。

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