5/8【WWE】「ライガーさんにベルト姿見せたい」 KUSHIDAが暫定クルーザー王座トーナメント2連勝、イオ反則勝利でNXT女子王座奪取ならず
NXTが日本時間8日に配信された。
暫定NXTクルーザー級王座トーナメントにエントリーしている戸澤陽がグループB・2戦目でジャック・ギャラハーと激突した。いきなり戸澤がオクトパスホールドで襲いかかれば、ギャラハーもサモアンドロップで応戦するなど熱戦を展開。終盤にエプロンでの攻防となると、エルボーの応酬から戸澤がDDTを決め、最後は必殺のダイビングセントーンで3カウントを奪取。トーナメント2連勝となった戸澤は「あと2勝でチャンピオン! 本当に俺はWWEに入って数えきれないほどの悔しい思いをしたんで絶対このトーナメントで今までの鬱憤を晴らしたいと思います」と誓うばかり。次戦の相手はエル・イホ・デル・ファンタズマで、「おいファンタズマ! 覚悟してこいよ。俺は絶対に負けへんからな」と挑発し、王座返り咲きに闘志を燃やした。
紫雷イオがNXT女子王者シャーロット・フレアーに挑戦した。悲願の王座奪取を狙うイオは相手の攻撃をよけながらドロップキックを放ち、「どうした。オラ、こいよ!」と挑発。ヘッドシザーズやクローズラインで応戦するシャーロットに対し、スプリングボード・ドロップキックや豪快な雪崩式フランケンシュタイナーを決めて勢いに乗ったイオは619から串刺しのダブル・ニーでトドメを狙った。が、カウント2止まりに終わると、リング上と、場外へと放った2発のムーンサルトがいずれも自爆。最後はシャーロットの竹刀攻撃によって辛くも反則勝ちを拾った。ルールにより王座移動はなし。ベルト獲りを逃したイオは試合後もシャーロットによって左ヒザをポストに叩きつけられて踏んだり蹴ったり。前王者のリア・リプリーが姿を現してシャーロットを急襲すると、イオは「何しに来たんだ。邪魔するんじゃねえよ」と罵倒。両者はバックステージで掴み合いの大喧嘩となった。
KUSHIDAが暫定NXTクルーザー級王座トーナメントのグループA・2戦目でジェイク・アトラスと対戦した。KUSHIDAがコーナートップからのセントーンや狙いすました掌底を決めて攻め込むと、アトラスもジャーマン・スープレックスや延髄斬りで反撃。勢いに乗ったアトラスがネックブリーカーやトペ・スイシーダを叩き込んだが、最後はKUSHIDAが飛びつきアームバーで捕まえてタップ勝ちを収めた。トーナメント2連勝となったKUSHIDAは「暗いニュースばかりですけど、ここで僕がベルトを獲ることで明るいニュース、元気を届けたいと思います」と改めて宣言。「2勝目! あともうちょっとでこの腰にベルトを巻く。巻いたらやりたいことが1つあって。ライガーさんがホール・オブ・フェームで来るときにクルーザー級のベルトは僕が持ってなきゃいけないでしょ。彼に見せたいなと。それが一つお土産としてここに宣言しておきます」との青写真を披露し、王座奪取を誓った。
