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6/20【DDT】佐々木がUNIVERSAL前哨戦制すもまた大の字 KO-Dタッグ挑戦へ島谷が王者・上野を襲撃

 新宿FACE大会『DDT TV SHOW! #7』が20日、行われ、佐々木大輔がDDT UNIVERSAL王座戦(6・27新宿)へ向けた前哨戦を制したが、挑戦者クリス・ブルックスの反撃にあって大の字に。遠藤哲哉からパートナーに指名され、6・27新宿大会でKO-Dタッグ王座に挑戦する島谷常寛は王者・上野勇希を襲撃する実力行使に打って出た。

 UNIVERSAL王座戦を1週間後に控える佐々木とブルックスがこの日、高尾蒼馬、HARASHIMAとそれぞれ組んで激突する前哨戦に臨んだ。ブルックスが佐々木にドロップキックを見舞う奇襲攻撃に出て開戦すると、佐々木はイス攻撃で応戦。ダイビング・エルボードロップ、クロスフェースを繰り出せば、ブルックスも強烈なツームストンパイルドライバーを見舞うなど一進一退の攻防が続いた。セコンドのマッド・ポーリーからベルトを受け取った佐々木はブルックスに奪い取られても、レフェリーがブルックスに注意を与えているスキを突いて急所攻撃を連発。さらに「DAMNATION」の看板でブルックスの脳天を殴りつけると、ミスティカ式クロスフェースロックで絞め上げてギブアップさせた。

 UNIVERSAL前哨戦は王者・佐々木が制した。「クリス、残念だったな。テメエは何度挑戦してこようが、このオレには勝てない」と豪語すると、怒ったブルックスはお返しとばかりに「DAMNATION」の看板で佐々木の脳天を殴打。看板が真っ二つに割れる強烈な一撃で大の字となった佐々木をブルックスは踏みつけながらベルト奪取をアピールした。

 本番を前に両者の遺恨がさらに深まった。「ササキはなんであんなに急所を蹴るんだ。27日は問題ない。看板の破片持ってるし、容赦しない。ベルトは獲る」と怒りが収まらない様子のブルックスに対し、佐々木は「オレの頭をかち割るのは許しても、看板をぶち壊したのは絶対に許さない。看板の仇、オレが獲らせてもらう。こんなベルトは関係ない」と制裁を宣言。「クリスの暗黒の面を見た。27日の試合が終わる頃には、DAMNATIONの一員になってるかもしれないぞ」と意味深長な言葉も口にした。

 6・27新宿大会で遠藤と組んでKO-Dタッグ王者・上野&吉村に挑戦する島谷。この日は試合が組まれていなかったものの金髪に赤いメッシュを入れてイメチェンした姿で「上野vsマッド・ポーリー」の試合中に乱入。優位に立っていた上野をイス攻撃で襲撃し、フィッシャーマンバスターで叩きつけた。実力行使に出た島谷は「タイトル戦が決まって、前哨戦が1回も組まれないって、どういうことだ? オレのレギュラー参戦の話はどこにいったんだ? これも全部、上野のせいだ」と言いがかりをつけつつ、「27日は、この髪色と同じで赤っ恥かかせてやる! 覚悟しておくんだな」と宣戦布告した。

【上野の話】「島谷さんは試合もないんで、そのフラストレーションで出てきたと思うんですけど、気持ちいいものでもなくて、島谷さんはDDTから少しいなくなったんですけど、そうやって意志を決めて出てくるなら、ボクたちもチャンピオンとして、しっかり受け止めますけど、試合でわざわざ入って来ずに会社に相談してやってほしいですね。髪の毛を金髪にして赤がちょっと入って、『赤っ恥にしてやるぜ』って。赤っ恥の部分はもう終わったので、赤っ恥をかかされることなく、このベルトを防衛できるのではないでしょうか」

【吉村の話】「こっちに言われてもしゃあない。遠藤哲哉に『ノブ(島谷)を出せ』って言ってもらったら出て来れるんちゃうの?」

※写真、情報提供:DDTプロレスリング

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