8/7【新日本】“鷲虎コンビ"タイガー&イーグルスが快勝スタート 「俺たちがフライングタイガーだ」

『映画 ゴジラvsコング Presents SUMMER STRUGGLE 2021』東京・後楽園ホール(2021年8月7日)
「SUPER Jr. TAG LEAGUE 2021」公式戦　○ロビー・イーグルス&タイガーマスクvsディック東郷&外道×

　『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2021』の先陣を切る一番で、“虎鷲コンビ"イーグルス&タイガー組が快勝スタートを決めた。

　シングルのIWGPジュニア王者・イーグルスはタイガーとのコンビでジュニアタッグリーグ戦にエントリー。“タイガー&ドラゴン"ならぬ“タイガー&イーグル"コンビが実現し、序盤から外道&東郷の職人コンビを相手に、ダブルのキックやアームホイップなど息のあった連係をみせた。

　負けじと職人コンビも巧みに反撃。外道が場外カウントを使ってタイガーをいら立たせ、たまらずタイガーが場外に出ようとしたところで、東郷がロープを蹴り上げてまんまと急所攻撃。そのまま代わる代わるのラフを交えた拷問技でじりじりとタイガーを追い込んだ。

　タイガーもなんとかカンガルーキックで脱出してイーグルスが一気に巻き返したものの、450゜スプラッシュを避けた東郷も、許しを請う…とみせかけて丸め込み、鮮やかに必殺のクロスフェイスへと変化。逃れたイーグルスがロープに飛んでも、今度は外道が妨害して東郷がラリアットをぶち込み、外道もトラースキックやコンプリートショットで追い打ちをかけた。

　だが、助けに入ったタイガーが東郷にソバットを叩き込み、返す刀で外道にはタイガードライバーを発射。さらには東郷にはトペを見舞って足止めだ。

　孤立した外道もロン・ミラー・スペシャルやターボ・バックパックといったイーグルスの得意技をことごとく切り返す巧さをみせたものの、イーグルスも外道のローブローを逆に先読み。蹴りのコンボ、後頭部へのエルボーと畳み掛けるや、スワンダイブ式低空ドロップキックから今度こそのロン・ミラースペシャルにつなげてギブアップを奪ってみせた。

　“鷲虎コンビ"が快勝スタート。タイガーが「彼の鷲のような鋭い眼光で獲物を捉え、自分は虎の如く獲物が外に行けば追う」と満足げに胸を張れば、イーグルスも「これがアニマルキングダムの力、俺たちがフライングタイガーだ!」と強調。一方で「でも、まだ一勝だ。ヒロム…ヒロム…」とシングル王者として、しっかり次期挑戦者・高橋ヒロムのことも意識してみせた。

【試合後のイーグルス&タイガー】

▼タイガー「(英語で)サンキュー、ロビー! さすがチャンピオン!(ここから日本語で)彼の鷲のような鋭い眼光で獲物を捉え、自分は虎の如く獲物が外に行けば追う。そのチームワークで今日は。(ロビーに向かって)イーグル&タイガー!」

▼イーグルス「はい! これがアニマルキングダムの力、俺たちがフライングタイガーだ! 虎と鷲の鋭い爪で獲物を捕まえ、投げつけ、キックを浴びせる。そうやって攻撃して獲物を捕食する」

▼タイガー「グッドチーム!」

▼ロビー「でも、まだ一勝だ。ヒロム…ヒロム…(とヒロムを探すように控室へ)」