9/19【DRAGONGATE】菊田がデビュー2年3ヵ月で初戴冠 カンフーマスターズ下してダイヤとツインゲート奪取
『DANGEROUS GATE 2022』東京・大田区総合体育館(2022年9月19日)
オープン・ザ・ツインゲート選手権試合 ○菊田円&ドラゴン・ダイヤvsJACKY“FUNKY"KAMEI&ジェイソン・リー×
菊田がダイヤとカンフーマスターズを撃破。ツインゲート王座奪取を果たし、デビュー2年3ヵ月で初戴冠を果たした。
ダイヤ&菊田は9・4大阪大会でYAMATO&Ben-Kを破り、ツインゲート王座挑戦権を獲得。9・19大田区大会の第1試合で王者である神戸限定ユニット・カンフーマスターズのKAMEI&ジェイソン組に挑戦することになった。
東京上陸を果たしたカンフーマスターズはトリッキーな動きで序盤戦をリード。ダイヤの左足を攻めてスピードを封じると、流れるようなカンフー式連係攻撃でたたみかけた。しかし、KAMEIのトペをエプロンから菊田がスライディングキックで蹴り飛ばして阻止すると、流れは挑戦者組に傾く。
ダブルのバックエルボーから流れるように菊田がジャンピングヒップアタックをKAMEIに発射。ダイヤがカンパーナに捕らえると、側頭部を菊田が蹴りつけた。ジェイソンがカンフー殺法で巻き返しても、菊田はまたも豪快なジャンピングヒップアタックを叩き込んだ。
カンフーマスターズはやはり変則的なカンフー殺法で活路。ダイヤを孤立させると、バックドロップ&ダイビングギロチンの合体技を繰り出す。挑戦者組が怒とうの連続攻撃で巻き返したものの、ダイヤのダイブ攻撃はジェイソンがジャンピングハイキックで阻止。返す刀で菊田にバズソーキックを見舞うと、KAMEIはトルベジーノを繰り出した。菊田のラリアットを食らってしまうも、得意のジャックナイフ式エビ固めで押さえ込むと、ジェイソンの死亡遊戯もさく裂。菊田に大ダメージを与える。
しかし、急成長の菊田がここから躍動。各種ヒップアタックでカンフーマスターズの動きを止めると、ダイヤがノータッチトペコンヒーロでKAMEIを場外に足止めする。すかさず菊田は肩車の体勢から前方に投げ捨てるフェイスバスターを披露すると、ラリアットを一閃。クロスアーム式ジャンピングパワーボムから垂直落下式高速パイルドライバーでマットに突き刺し、ジェイソンから3カウントを奪った。
菊田がデビュー2年3ヵ月で嬉しいキャリア初戴冠となった。2021年5月のドリームゲート戦では右肩を負傷し、わずか273秒で敗戦。1年間の長期欠場を余儀なくされた。しかし、復帰後は着実に実績を重ね、ついにダイヤとともにツインゲート王座を奪取。喜びをあらわにした。一方、カンフーマスターズはホームの神戸のように本領発揮とはならず、一度も防衛することなく、わずか1ヵ月半でツインゲート王座から陥落した。