12/16【DRAGONGATE】土井が6人タッグ2冠に照準 近藤&大鷲とトライアングル挑戦決定
『FANTASTIC GATE 2022』東京・後楽園ホール(2022年12月16日)
○近藤修司&土井成樹&ドラゴン・ダイヤ&菊田円vsB×Bハルク&ディアマンテ&ISHIN&KAI×
土井が6人タッグ王座2冠獲りに照準。近藤&大鷲透と元T2Pトリオを組み、12・25福岡大会でKAI&シュン・スカイウォーカー&ISHINの保持するトライアングルゲート王座に挑戦することが決定した。
フリーに転向した土井は現在DDTマットで大鷲&平田一喜とKO-D6人タッグ王座を保持している。DRAGONGATEでも次なる仕掛けが期待されていたが、後楽園大会で新たな動きを見せた。
この日、土井は近藤&ダイヤ&菊田と組んで、Z-BratsのKAI&ハルク&ディアマンテ&ISHINと対戦。序盤はZ-Bratsに乱戦に持ち込まれ、ダイヤが集中砲火を浴びる苦しい展開となった。
そんな中で存在感を発揮したのが菊田。12・25福岡大会では「鷹木信悟&ハルクvsYAMATO&菊田」が控えているが、得意のヒップアタックをハルクらにぶち込んで、充実感溢れる表情を覗かせた。終盤ではエプロンからハルクめがけてヒップアタックを発射して場内を沸かす。
乱戦を制したのは土井&近藤だった。近藤がブルドッキングヘッドロック&ランニングネックブリーカーでハルク&ISHINを排除すると、KAIに照準。近藤のKUBINAGE、土井のDOI555、バカタレスライディングキックが立て続けに火を吹くと、最後は近藤がこん身のキングコングラリアットを振り抜き、トライアングル王者から完璧な3カウントを奪った。
試合後、マイクを持った土井は「俺はこのまま帰るわけにはいかんな。DRAGONGATE年内最後の後楽園や。もしかしてお前らなんか期待してんな? 残念ながら土井ダーツはやらんぞ」と観客を煽りつつ、「今日の結果見たやろ。最後近ちゃんがKAIから完璧な3カウント取った。みんな見たよな。何が言いたいかわかるな。KAI、ISHIN、それからシュン。トライアングルのタイトル持ってんな。俺と近ちゃんで挑戦させろ」とトライアングルゲート王座挑戦を迫った。
ISHINが「土井。お前の言い分はわかったよ。俺たちZ-Bratsは逃げも隠れもしねえよ。お前らの挑戦受けてやるよ」と受諾。そのうえで「でもな、トライアングルゲートは6人タッグの象徴だよ。土井成樹、近藤修司、あと1人、パートナーはどうするんだよ? お前ら2人だけだったら、残念ながら俺たちへの挑戦資格ねえぞ。どうなんだよ」と詰め寄った。
土井は「俺が何年やってると思ってんや。そんなことわかりきってるわ、お前」と一蹴。「トライアングルに挑戦するのは俺と近ちゃんと、すでに参戦が発表されてる大鷲透や」ともう1人のパートナーに大鷲を指名すると、「しかもや、俺と大鷲はDDTのKO-D6人タッグチャンピオンでもあるんや。お前ら今までシングルの2冠、タッグの2冠は聞いたことあるけど、6人タッグの2冠なんか聞いたことねえやろ。俺がそれ見せてやる」と豪語した。「土井ちゃんノリノリだね。T2Pの時に考えたら、近藤&大鷲に土井が加わるなんて夢のトリオだと思います」と斎藤了GMも土井のアピールを歓迎し、12・25福岡大会でのドライアングルゲート戦が電撃決定した。
☆12/25(日)福岡国際センター『THE FINL GATE 2022』16:00開場、17:00開始
▼オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合
[挑戦者]
大鷲透
近藤修司
土井成樹
vs
ISHIN
KAI
シュン・スカイウォーカー
[第83代王者]
※シュン&KAI&ISHIN2度目の防衛戦
【試合後の土井&近藤】
▼土井「決まったね。ビッグマッチで俺と近ちゃんと鷲やんの3人で挑戦するから。GMが言ってたけど、あったようでなかったっていうか…」
▼近藤「初めて」
▼土井「近ちゃんと鷲やんはあるし、俺と鷲やんはあるけど、この3人のトリオってもしかしたら初めて?」
▼近藤「初めて。イメージします? 3人の。大鷲のつもりで」
※真ん中に記者を立たせて
▼近藤「こういう感じで」
▼土井「チームT2Pか、チームフリーランスか。全員フリーでしょ?」
▼近藤「確かに」
▼土井「俺は6人タッグの2冠狙うから」
▼近藤「たぶん初だよね」
▼土井「ねぇ? 大鷲さん」
▼記者「はい」
▼土井「よろしく」