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1/6【新日本/NOAH】L・I・Jvs金剛大将戦へ内藤が2023年初の大合唱締めを予告、拳王宣言「勝ったらてめぇらをノアのリングに上げてやる」

 1・21横浜アリーナ大会の新日本vsノア全面対抗戦へ向けた会見が6日、行われ、メインイベントで「内藤哲也vs拳王」の一騎打ちが決定。内藤が1年前の試合後ノーコメントだった金剛に苦言を呈しつつ2023年初の大合唱締めを予告すれば、拳王は「序列を変えてやる」と誓ったうえで「俺たちが勝ったらてめぇらをノアのリングに上げてやるよ」と宣言した。

 昨年1・8横浜アリーナ大会以来1年ぶりに新日本vsノアの全面対抗戦が実現する。主軸となるのがL・I・Jvs金剛のシングル5番勝負。金剛が1・4東京ドーム大会に殴り込み、決着戦を要求して決まったものだ。

 大将戦となるのが内藤と拳王のシングル初対決だ。「1年経ってまだ決着ついてないって文句を言ってくるあたり、やっぱ去年の敗戦がめちゃくちゃ悔しかったんでしょうね。そんなに悔しかったんならさ、去年の横浜アリーナ大会のバックステージで何か一言でもいいから残しておけばよかったじゃん」と指摘した内藤は、「次、負けた時はノーコメントではなく、それぞれ皆様、何かしらコメントを用意したうえで横浜アリーナへお越しください」と金剛勢をけん制した。

 とはいえ、対抗戦自体は望むところで、内藤は「去年の1月8日、横浜アリーナ大会。物凄く刺激的な一日でしたよ。あの続きができると思ったらワクワクしてますよ」と高揚感をのぞかせた。1・4東京ドーム大会のメインイベントを逸したものの、これが今年初のビッグマッチメイン登場となり、「1月21日、横浜アリーナ大会。拳王選手に勝利し、そして今年初めての大合唱。横浜アリーナ大会ご来場予定のお客様、大合唱の準備を整えたうえでご来場ください」と大将戦を制しての大合唱締めを予告した。

 一方、拳王はすでに臨戦態勢で感情をむき出しにした。コメント中に内藤がテーブル上に置いたL・I・Jキャップを投げ捨て、「一つ気になるのがまたしても新日本プロレスのリングってことだ。前回はおもてなしをすると言われて、もう入場の時からメチャクチャもてなされちまったよ。俺たちが入場して5分、いや10分、いや15分。試合前から俺たちはノドがカラカラなんだよ」とL・I・Jの長時間入場を皮肉りつつ前回の不満をぶちまけた。

 「序列が付いてる? もちろんそれは俺は認めるよ。そしてロス・インゴと金剛の序列もついてる? それも認める」と両団体の現状を受け止めてはいるが、当然ながら「要はその序列を変える。その努力をしないと、もうこのプロレス界、未来見えねぇだろ。新日本プロレス1強時代、ユニットとしてもロス・インゴ1強時代、何年続いてんだよ?」と不満と危機感はある。そこで「そのために俺が先陣を切って、まずは一番でけぇ団体の一番人気のあるユニットを力で押さえつけてやる」と宣言した拳王は「俺たちが勝ったらてめぇらをノアのリングに上げてやるよ。そして! 俺たちが手厚くおもてなしをしてやるからな」とL・I・Jを軍門に下らせたうえで方舟マットに強制参戦させる構えをみせた。

 会見の終盤、L・I・J勢と記者のやり取りが延々と続いて拳王の怒りが爆発。目の前のテーブルをひっくり返すと、「新日本プロレスのコントを見に来たんじゃねぇんだよ! てめぇら、なんだよ、この茶番は! コントなんてやる必要なんてねぇんだ」と吐き捨て、「俺はな、プロレス界の序列を変えにここに来たんだ。いいか、1月21日…ぶち壊してやるからな!」と宣言して金剛メンバーとともに退席した。

 最後まで冷静そのものの内藤とは対照的に、拳王はすでに感情を爆発。対照的な両者の初シングルはどんな展開となり、どんな結末を迎えるのか。

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