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2/17【スターダム】プロミネンスが聖地メイン締め アーティスト王者として決勝トーナメントへ

『TRIANGLE DERBY I』東京・後楽園ホール(2023年2月17日)
「TRIANGLE DERVY I」公式リーグ戦 ○鈴季すず&世羅りさ&柊くるみvsジュリア&桜井まい&テクラ×

 プロミネンスがジュリア率いるバリバリボンバーズを下し、TRIANGLE DERBY決勝トーナメントに進出。外敵ながらも「レッツゴー・プロミネンス!」の雄叫びで声出し応援ありの後楽園大会を締めくくった。

 プロミネンスの世羅&すず&柊がTRIANGLE DERBY最終公式戦で、“バリバリボンバーズ"ジュリア&桜井&テクラと対戦した。プロミネンスはここまで4勝2敗。引き分け以上で残り1枠となったブロック突破が決まる状況だった。

 プロミネンスは桜井に照準を絞って序盤戦をリードするが、すでに脱落が決まっているジュリア組も譲らず。ジュリアは1人で世羅とすずを圧倒し、ワールド王者としての強さをアピールした。プロミネンスの猛攻を浴びてもジュリアは下がらない。柊にビンタをぶち込み、卍固めに捕獲する。

 柊はアックスギロチンドライバーで鎮圧したものの、コーナーダイブを不発に終わせたジュリアが最上段からの雪崩式ダブルアームスープレックスでぶん投げて押し返した。柊はすぐさま立ち上がってどよめきを誘うも、ジュリアはバックドロップで引っこ抜く。柊のラリアットを食らっても止まらず、ロケットキックを叩き込み、痛み分けとなった。

 すずとテクラの顔合わせになると、裏の読み合いで火花。バリバリボンバーズは連係攻撃で一気呵成にたたみかける。テクラはバズソーキックから毒グモ・デス・ドロップの構えに。読んだすずは続くカサドーラを踏ん張って旋回式変型コンプリートショットで逆転。テクラも丸め込みで逆転を狙うが、急行した柊が阻止。コーナーからすずを背負った世羅がダイビングダブルニードロップを投下した。残り時間2分を切った中、柊が両腕ラリアットでジュリア&桜井を排除。すずはトラースキック、バズソーキックとたたみかけると、最後はテキーラショットでテクラを沈めた。

 この結果、プロミネンスが3・4代々木大会で行われる決勝トーナメントに勝ち進んだ。その後、雪妃真矢とジュリアが舌戦を繰り広げたため、蚊帳の外に置かれたプロミネンスだったが、2人が去っていくと改めてリングイン。すずは「うちらプロミネンスがアーティストのベルトを持ったまま決勝に進めるということは、プロミネンスが優勝間違いなし」と豪語すると、「今日は歓声ありの後楽園ということで、みんなでスターダムの締めをやりたい気持ちでいっぱいだと思いますけど、プロミネンスが最後にリング上にいるということは、プロミネンスの締め、覚えて帰ってもらおうかな。レクチャーしてあげますよ」とアピールし、最後は観客とともに「レッツゴー・プロミネンス」の雄叫びで後楽園大会を締めくくった。

 「プロミネンスが今日も勝って、当たり前のように決勝に進出して、当たり前のようにプロミネンスが優勝。そして、プロミネンスはプロミネンスらしく、このアーティストのベルトを持ち続ける」と力強く宣言したすずは「代々木、もう1回プロミネンスコールで締めます」と再度の「レッツゴー・プロミネンス」締めを予告した。


【試合後の世羅&すず】
▼すず「ちょっとスターダムのお客さん、素直すぎるんじゃねえか? プロミネンスの大合唱でしたよ。まあ、嬉しいけれども。プロミネンスが今日も勝って、当たり前のように決勝に進出して、当たり前のようにプロミネンスが優勝。そして、プロミネンスはプロミネンスらしくこのアーティストのベルトを持ち続ける。ということで、今日はいい気持ちで帰れそうですね?」

▼世羅「そうですね」

▼すず「決勝(トーナメント)に行ったということで、このまま優勝するしかないじゃん?」

▼世羅「するしかねえから」

▼すず「それを皆さん楽しみにしててください。代々木、もう1回プロミネンスコールで締めます」

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