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4/4【DRAGONGATE/武勇伝】葛西&佐々木が武勇伝登場 ハードコア戦で神田を血祭り粉砕

『武勇伝・令-ZERO-』新宿FACE(2023年4月4日)
○葛西純&佐々木貴vs望月ススム&神田ヤスシ×

 葛西&佐々木が武勇伝に登場。ハードコア戦で神田を血祭りにしたうえで粉砕した。

 FREEDOMSのデスマッチファイター・葛西&佐々木が武勇伝復活興行に参戦。今年行われたタッグリーグで準優勝を果たしたススム&神田が迎え撃ったが、試合は大荒れとなった。

 葛西は小型ノコギリ、佐々木は有刺鉄線バットと刃物が張りついたパイプイスを持って入場。見かねたススムはマイクで「いやいやいや、ちょっと待って。なんかおかしいな」と待ったをかけ、「今日、通常のルールですよね?」と疑問を口にした。

 すると佐々木がマイクを奪い取り、「おい、DRAGONGATEさんよ。このプロレスリングFREEDOMSの殿とデスマッチのカリスマ・葛西純。この2人を呼んでおいて通常ルール? お客さん、それでいいんですか?」と煽った。これにブチ切れた神田が「ゴチャゴチャうるせえバカヤロー。ハードコアでも何でもやってやるよ!」と絶叫。呆然とするススムをよそに、ハードコアマッチとしてゴングが鳴った。

 場外乱闘になだれ込むと、葛西が小型ノコギリで神田の額を切り刻み、早くも流血に追い込む。佐々木もススムを場外で暴行。客席の真ん中にある通路をダッシュしてラリアットをぶち込んだ。その後もFREEDOMS軍が神田をいたぶる展開に。佐々木は有刺鉄線バットで痛打し、額に擦りつけた。

 長時間蹂りんされた神田だったが、葛西にジャンピングエルボーを放って一矢報いると、あとを受けたススムが奮闘。ジャンボの勝ち!とエクスプロイダーで相手2人をナデ斬りにする。葛西には串刺しジャンボの勝ち!も振り抜いた。ススムは刃物のついたパイプイスに投げつけられて悲鳴を上げ、葛西の猛攻を浴びたが、荒ぶる神田がボックス攻撃で介入。神田が再び佐々木の大技ラッシュの餌食になったものの、ススムの援護を受けると、ボックス攻撃を食らわせた。

 そして、ススムと連係へ。神田のジョン・ウー、ススムのジャンボの勝ち!、カミカゼ、神田のダイビングエルボードロップが連続してさく裂。だが、引かない葛西は神田の額に無数の竹串を刺すと、佐々木もススムの額に突き刺す。葛西が神田にリバースタイガードライバー、佐々木がススムにDDTを同時に決めた。

 葛西はパールハーバースプラッシュを神田に投下して勝負に。神田も肩を上げて粘りを見せたものの、葛西は自らの額に竹串を突き刺して気合いを入れてから、垂直落下式リバースタイガードライバーでダメ押し。神田を沈めた。

 FREEDOMSの葛西&佐々木が神田を血まみれに追い込んで激勝。ススム&神田は外敵相手に悔しい敗戦となった。「同じ目にあう勇気があるんだったら、もう一回、この殿とカリスマをDRAGONGATEに呼んでみろ。何べんでもやってやるよ。誰が相手だって関係ねぇぞ。みんな血祭りにあげてやるからな。それが団体対抗戦ってもんだろ」と挑発した佐々木。敗れたススム&神田はこのまま引き下がるわけにはいかず、さらなる対抗戦に発展する可能性も出てきた。

【試合後の葛西&佐々木】
▼葛西「おい、DRAGONGATEよ、佐々木貴と葛西純を呼んどいて、通常ルールってどういうことだ? このヤロー。俺らはよ、25年間こういうスタイルでメシ食ってきてるんだ。俺らのキレイなプロレスなんて誰も見たくねぇんだ」

▼佐々木「もう一回、いや何べんでもな、同じ目にあう勇気があるんだったら、もう一回、この殿とカリスマをDRAGONGATEに呼んでみろ。何べんでもやってやるよ。誰が相手だって関係ねぇぞ。みんな血祭りにあげてやるからな。それが団体対抗戦ってもんだろ。潰し合いに来てんだ、潰し合いに。交流戦なんかじゃねぇからな。ふざけんな!」


【試合後のススム&神田】
▼神田「クソー!」

▼ススム「リング上でもキャンディー、言ったけど、通常ルールじゃないかと。でも俺らだってわかってますよ。この武勇伝であの二人と組まれたら、それなりの覚悟を持ってリングに上がりましたけど。(竹串が頭に)刺さってる?」

▼神田「さすが、さすがカリスマだ。チクショー。これで終われない」

▼ススム「終われないね。しかもこういうのやって、みんなどんどんハマっていくじゃないですか。なんとなくその気持ちがわかったような気がしますよ。でも今日これまた始まりなんで、またきっかけがあればキャンディー」

▼神田「やりましょう。仕返ししてやる。覚えとけ」

▼ススム「覚えとけよ、いつか」

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