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4/4【DRAGONGATE/武勇伝】菊田がドリーム挑戦者決定戦前夜に敗戦も田中が絶賛「じっくりシングルやりたい」

『武勇伝・令-ZERO-』新宿FACE(2023年4月4日)
○菊田円&ドン・フジイvs菅原拓也&田中将斗×

 菊田がドリームゲート挑戦者決定戦の前夜に敗戦を喫したものの、田中が「じっくりシングルやりたいなって思えるような選手」と絶賛した。

 DRAGONGATEきっての肉体派の菊田は明日4・5後楽園大会で箕浦康太とのドリームゲート王座次期挑戦者決定戦を控える。この日、武勇伝のリングでフジイをパートナーにZERO1の田中&菅原と対戦。田中を相手に真っ向勝負を繰り広げた。

 開始早々、菊田は菅原に逆水平を何発も打ち込み、エルボー合戦で渡り合う。田中のエルボー連打によってヒザを突きながらも、逆水平合戦を制してなぎ倒してみせた。その後も得意のヒップアタックを連発して田中と菅原をなで斬りにする見せ場も作った。

 フジイもエルボーを乱れ打つ田中にケサ斬りチョップ連打で応戦するなど奮闘。菊田もラリアット合戦で田中と真っ向勝負を展開し、ローリングラリアットを叩き込んだが、田中は強烈なエルボーで鎮圧。垂直落下ブレーンバスター、スーパーフライでたたみかける。菊田も1カウントで返す意地を見せたが、田中は起き上がろうとしたところにこん身のエルボーをグサリ。すかさずスライディングDをぶち込んで3カウントを奪った。

 ドリーム挑戦者決定戦前夜に菊田が悔しい敗戦。「何としても勝たなければいけなかった」と肩を落としたが、フジイは「負けたけど負けじゃねぇ。勝負に負けたけどな、プロレスで勝ってたよ。負けたけど、いい弾みついたんちゃうか。いいお前の魂見させてもらったよ」と認めた。

 そして田中も菊田を高く評価した。開口一番、「クソ生意気なところがたまらないよね」と充実感をのぞかせると、「ウチのリングにも合ってるんじゃないの? いつか機会があったらウチのリングにも上がってほしいし、今日タッグやったけど、じっくりシングルやりたいなって思えるような選手でしたね」と絶賛した。

 自ずと菊田のZERO1参戦、田中との一騎打ちが期待されるところ。だが、まずはこの日得た刺激を糧に、箕浦との新世代対決を制してドリーム挑戦権を勝ち取るのみだ。


【試合後の田中&菅原】
▼田中「(菊田は)クソ生意気なところがたまらないよね。ウチのリングにも合ってるんじゃないの? いつか機会があったらウチのリングにも上がってほしいし、今日タッグやったけど、じっくりシングルやりたいなって思えるような選手でしたね」

▼菅原「久々の里帰り、武勇伝。次あるのかな? あるならぜひ田中&菅原でオファーお待ちしております」

――久々の武勇伝だったが?

▼田中「面白かったね。お客さんの熱も感じられたし。コロナがちょっとずつ緩和されて声も出せるようになってきて、プロレスの熱っていうのはどんどん戻ってくるんじゃない? またこの武勇伝の熱ももっともっと燃え上がって、また久々にやったこの1回で終わらすんじゃなくて、また次もあればオファーお待ちしております」


【試合後のフジイ&菊田】
▼フジイ「菊、負けたけど負けじゃねぇ。勝負に負けたけどな、プロレスで勝ってたよ。田中将斗、菅原拓也、いい勝負してたじゃねぇか。俺のことは置いといて、お前、明日、箕浦とやるやろ。ドリームゲート次期挑戦者決定戦か。負けたけど、いい弾みついたんちゃうか。言い方おかしいけど。いいお前の魂見させてもらったよ、明日に向けて」

▼菊田「何としても勝たなければいけなかった」

▼フジイ「あのスプラッシュから垂直ブレーンバスター、(カウント)1で返した。明日に絶対結びつくぞ。落ち込むな! 明日に向かっていくぞ!」

▼菊田「はい、明日に向かって」

▼フジイ「菊、ようやった」

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