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4/27【新日本】TMDKが最終前哨戦でAO撃沈 “オージー対決”鹿児島タッグ決戦へ弾み

『Road to レスリングどんたく2023』広島サンプラザホール(2023年4月27日)
○シェイン・ヘイスト&マイキー・ニコルス&ザック・セイバーJr.vsジェフ・コブ&マーク・デイビス&カイル・フレッチャー×

 “オージー対決"となるIWGPタッグ王座戦(4・29鹿児島)に向けた最後の前哨戦で、“TMDK"ヘイストが“オージー・オープン"(AO)のフレッチャーから直接ピンフォール勝ち。初戴冠へ弾みをつけた。

 オーストラリアのタッグチーム同士によるIWGPタッグ王座戦。王者AOと挑戦者TMDKが広島で最後の前哨戦に臨んだ。のっけからハイレベルな読み合いを繰り広げながら火花を散らしたが、終盤に決定機をつかんだのはAO。ヘイストをサンドイッチラリアットで追い込むと、必殺コリオリスを狙う。

 だが、ヘイストは空中でのスイングDDTでデイビスを突き刺して切り返すと、すかさず飛び込んだニコルスがフレッチャーをマイキーボムで追い打ち。TMDK必殺のサンダーバレーはコブが阻止したものの、素早くザックがスリーパーでセーブだ。最後はニコルスが担いでヘイストが飛ぶ必殺合体技タンクバスターでフレッチャーから3カウントを奪い去った。

 最後の前哨戦で王者デイビスから直接ピンフォール勝ち。鹿児島でのオージー決戦へ最高の弾みをつけたTMDKは「ヤツらを仕留めるには、タンクバスター(対戦車攻撃機)1台で十分だ。俺たちは戦車のカップルだ。 バスターーーーズ!」(ヘイスト)、「シェイン(ヘイスト)と俺はずっと努力してきて、望むものを手に入れてきた。浮き沈みはある。打ちのめされることもあるが、俺たちは這い上がってきた。俺たちは殴られようが壊されない」(ニコルス)と、IWGPタッグ初戴冠を完全に照準にとらえた。

プロ格 情報局