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7/22【DDT】上野と4ヵ月ぶり再戦へ TAKESHITA「差は広がる一方なので凄惨な試合になるかも」

 7・23両国大会へ向けた直前公開会見が22日、東京・両国KFCホールで行われ、同級生・上野勇希と4ヵ月ぶりの再戦に臨むKONOSUKE TAKESHITAが「その差は広がる一方なので、凄惨な試合になるかもしれない」と予告した。

 両者は3・30米ハリウッド大会のメインイベントでシングル対決し、竹下が勝利。その後、AEWで竹下がヒールに転向。その気持ちを確かめるべく、上野は両国での一騎打ちを熱望して実現に至った。

 念願かなって雪辱戦を迎える上野は「出し惜しみできない大会で、竹下幸之介だかKONOSUKE TAKESHITAだか分からないけど、自分が出し惜しむことなんかできないカードで試合できるのはすごく楽しみ」と燃えている。竹下とはThe37KAMIINAの同志で高校時代の同級生。「試合をすることでしか分からないこともあるだろうし。試合においてはタケがどうであれ、全力を尽くすだけ。試合が終われば、タケがThe37KAMIINAなのかどうか、答えは出してくれるでしょう。僕が高校生の頃にDDTにきらめいた思いみたいなものを、タケとの試合で見せられたら」と戦いを通じて会話するつもりだ。

 対するTAKESHITAは黒い服にサングラス姿。ヒール然としたいでたちで登壇し、「竹下幸之介もKONOSUKE TAKESHITAも一緒。ファイトスタイルは何一つ変えてないし、DDTにいた時の強い竹下幸之介のまま戦って。今はケニー・オメガを倒す目標のために動いてるだけ。ヒールとかベビーフェイスとか意識してない」と強調。「答えを出すべきは俺じゃない。俺は答えを出して米国にいるわけで。答えを出すべきは上野勇希だと思う。両国でシングルマッチ。それを戦った後に彼なりの答えを」と上野に求めた。

 「米国でも彼のことは意識して見てるけど、いつも『DDTを盛り上げたい』『DDTをもっと超満員にしたい』と。それも分かるんだけど、上野勇希、お前はどうなりたいんだと。それを俺は聞きたいんだよ」と投げかけたTAKESHITA。「俺は上野のキャリアの時には2回目、3回目のKO-D(無差別級)巻いて、最多防衛記録つくって一周してた。確かに上野勇希の活躍はすごいと思うし、DDTに新しいファンを取り入れるところに力を入れているのはリスペクトするけど、結果はどうなんだと。強さはどうなんだって」と上野の現状に疑問符をつけ、「成長、進化という言葉では片付けられないくらいステップアップ、ここ数ヵ月だけでもしてるんで。最後に戦ったのが3月。彼は進化してるようには見えない。その差は広がる一方なので。凄惨な試合になるかもしれないですね」と差を明確に示す構えをみせた。

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