8/9【新日本】矢野がゲイブをテーブル葬もコグリン3勝目で初G1完走

『ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 33』アクトシティ浜松(2023年8月9日)
Dブロック公式戦 ○アレックス・コグリンvs矢野通×

　相棒・ゲイブ・キッドがテーブル葬にされながらもコグリンが矢野を粉砕。3勝目を挙げて初出場となったG1を完走した。

　ゲイブとのWAR DOGSでSTRONG無差別級タッグ王者に君臨するコグリン。初出場となったG1で歴代優勝者でもある棚橋、後藤を破る躍進を遂げたが、ここまで勝ち点4でブロック突破はならず。最終公式戦となったこの日、同じ2勝4敗の矢野と対決した。

　パートナーのゲイブが入場時の矢野を背後から襲撃。二人がかりで無数のプラ柵を投げつけていたぶり、コグリンはテーピングで首を絞め上げる。矢野もゲイブをカニ挟みでイスに激突させると、イス攻撃で二人をなで斬り。ゲイブの首にイスを引っかけてバックステージへと連行してから、コグリンをイスで殴打した。

　矢野がコーナーマットを外してから、コグリンをリングに連行してようやく開始のゴングが鳴った。さっそくコーナー金具ホイップ攻撃を敢行した矢野はテーピングを利してのチョーク攻撃もお返し、コグリンがコーナー金具ホイップ攻撃をやり返してもマンハッタンドロップで応戦。シーソーフリップでコグリンをコーナー金具に激突させた。

　鬼殺しを食い止めたコグリンは矢野をレフェリーに正面衝突させて無法地帯を作った。すかさずゲイブが乱入し、二人がかりで暴行。コグリンがエプロンからのブレーンバスターによるテーブル葬を狙ったが、未遂に終わると、矢野が鬼殺しでゲイブをテーブルクラッシュに葬った。すかさずハサミを持ち出した矢野だったが、レフェリーが制止して未遂に。STRONGタッグベルトで矢野の顔面を殴打したコグリンがジャックハマーを豪快に決めて一気に3カウントを奪った。

　コグリンが最終公式戦で矢野を破って3勝目。勝ち点6でG1初出場を終えた。「言っただろ。トリックもジョークも俺には効かない。お前は俺を怒らせた。俺は人間以上だ」と吠えたコグリンは「これからも世界中の誰もがそれを理解するまで証明してみせる。ジ・アンドロイド時代の到来だ。WAR DOGSの時代の到来だ」とG1後の上昇を宣言していた。

【コグリンの話】「言っただろ。トリックもジョークも俺には効かない。お前は俺を怒らせた。他のヤツらのように俺は信じない。俺は人間以上だ。人間を超越している。これからも世界中の誰もがそれを理解するまで証明してみせる。ジ・アンドロイドの時代の到来だ。WAR DOGSの時代の到来だ。(WAR DOGSのハンドサインを見せつけながら)さぁ、どうする?」

※矢野はノーコメント