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8/12【新日本】“強すぎるヤングライオン"オレッグがYL企画で初の3人抜き達成 TV王座挑戦権獲得

『ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 33』両国国技館(2023年8月12日)
ヤングライオン THREE CONSECUTIVE BATTLE ○ボルチン・オレッグvs大岩陵平×

 “強すぎるヤングライオン"オレッグが「ヤングライオン THREE CONSECUTIVE BATTLE」で初の3人抜きを達成。TV王座挑戦権を獲得した。

 「ヤングライオン THREE CONSECUTIVE BATTLE」は代表選手が5分1本勝負で3選手と連続してシングルマッチを行い、3連勝に成功すると、TV王座挑戦権と焼肉券20万円分が与えられるという試み。過去に大岩、オスカー・ロイベ、中島佑斗が挑んだものの、1勝も挙げられずに脱落してきたが、今日は“強すぎるヤングライオン"オレッグにチャンスが巡ってきた

 1人目は中島。オレッグは飛行機投げ3連発などで見せ場を作る。中島も勝ち気にエルボーを連発したものの、崩れないオレッグは受け止めてファイヤーマンズキャリーで持ち上げると、そのまま豪快に前転しながら投げ落とすカミカゼで3カウントを奪った。

 2人目はロイベ。長身を生かしてボディスラムやヒザ蹴りで攻め立てるも、オレッグは豪快なフロントスープレックスから再びファイヤーマンズキャリーへ。そこからカミカゼを決めて、一気に3カウントを奪取した。

 3人目は大岩。ダメージが残るオレッグはエルボーやドロップキック連打で崩され、逆エビ固めに捕まってしまうが、必死のロープエスケープ。水車落としから反撃に出ると、カミカゼがまたも火を吹き、大岩を沈めた。

 オレッグが「ヤングライオン THREE CONSECUTIVE BATTLE」初の3人抜きを達成。NJPW認定TV王座への挑戦権、副賞として焼肉券20万円分を獲得した。

 「新しい技作って、その技のおかげで勝ちました」と試合を振り返ったオレッグ。TV王者ザック・セイバーJr.への挑戦が決定的となったが、「焼肉とザックさんと試合をするのは、焼肉はどうでもいいかと思って(笑) ザックさんと試合したいというのは、ザックさんに勝ちたいから。これからその目標に向けて頑張ります」とザック超えを目標に掲げると、焼肉食事券のパネルを見ながら、「ヤングライオンのみんなと一緒に食べに行きたい」と笑顔を覗かせた。

【試合後のオレッグ】

▼オレッグ「(全部日本語で)お疲れ様です。今日の試合良かったです。なんか新しい技作って、その技のおかげで勝ちました。ありがとうございました、本当に。プロレスの…まあアマチュアの時もあるけど、プロレスの方がファンの応援が本当に凄い力になっているから。分かりやすいし、凄い応援してくれるから、頑張らなきゃいけないと思って。もちろん、ザックさんと試合して、最初に発表された時は、焼肉とザックさんと試合するのは、焼肉はどうでもいいかと思って(笑) ザックさんと試合したいというのは、ザックさんに勝ちたいから。これからその目標に向けて頑張ります。(焼肉食事券のパネルを見せながら)これももし良かったら、ヤングライオンの皆と一緒に食べに行きたいんですけど。もちろんワタシ、道場に入って、みんなのおかげで練習して強くなっていると思うんで、だからみんなと一緒に幸せな時間で、ちゃんとご飯食べて、お礼をしたいんですけど。あと質問ありますか?」

──デビューしてから短い期間でのベルト挑戦似ついては?

▼オレッグ「もちろん、デビューしてから短いですけど、でも今はずっとアスリートの、なんていうの? アスリートだったから、20年近くレスリグのベースがあるけど、レスリングだけだとプロレスでは勝てないから、道場に入ってからプロレスの勉強してからそれが分かったから。デビューの試合の時も自信はあったけど、ザックさんと試合をして、なかなかレスリング強いし、スタミナとか力もあるし、でもそこの技術の技を知らないから。デビューの時もザックさんに負けたし、その時負けた時もだいぶ勉強になって、ちゃんと考えて、何が足りないとか、打撃の技とか。まあ今は打撃は練習するけど、そんなに。打撃よりはザックさんと闘うために柔術の練習したりとか、道場の先輩にいろいろな技を教えてもらったりして、まあ次の試合は勝てると思うんで。勝てるというか、そのためにちゃんと練習することも頑張ってるし。ありがとうございました」

【ロイベの話】「(※這いつくばって腹を押さえながら)○ァック……! オレッグ、やってくれたな……。肋骨が……クソッ。……明日こそは!」

【大岩の話】「自分より後にデビューしたボルチン・オレッグにこうも簡単にやられて、自分も何か変えないといけない。自分の道をしっかり見つけないといけない。ああ、クソッ!」

※中島はノーコメント

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