9/8【新日本】毘沙門に「ドヤ!」連呼 TMDKが新合体技でタッグ獲りへ会心スタート
『Road to DESTRUCTION』後楽園ホール(2023年9月8日)
◯シェイン・ヘイスト&マイキー・ニコルス&バッド・デュード・ティトvs&後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&矢野通×
9・24神戸大会のIWGPタッグ王座戦「(王者/毘沙門)後藤&YOSHI-HASHIvsニコルス&ヘイスト(挑戦者/TMDK)」に向けた前哨戦で、新合体技を繰り出したTMDKコンビが先勝。今朝来日したばかりだというニコルスは「ドヤ!」を連呼して勝ち誇った。
タッグ戦線で火花を散らしてきた毘沙門とTMDKコンビだが、G1最終戦となった8・13両国大会で火種が再燃。後藤を直接破ったTMDKコンビが王座挑戦を表明し、神戸での王座戦が決まった。
最初の前哨戦となったこの日は6人タッグマッチで激突。両軍序盤から激しくやり合ったが、終盤にはサンドイッチ式ラリアットで矢野を止めて好機を迎える。負けじとYOSHI-HASHIがトラースキックで切れ込んだものの、ヘイストも矢野の急所蹴りを避けるや、後頭部ラリアットをズバリ。立て続けにニコルスがファイヤーマンズキャリーで矢野を担ぎ上げ、そこにヘイストが加わっての合体ブレーンバスターを豪快に見舞って3カウントを奪ってみせた。
TMDKコンビが新合体技で先勝。いまだに手が届かないIWGPタッグ王座獲りへ会心スタートを切ったヘイストは「この男(ニコルス)は今朝来日したばかりだ!」と“強行スケジュール"での勝利を強調し、ニコルスも「午前6時だ! ドヤ! ホテルにチェックイン! ドヤ! ジムに直行! ドヤ!」と、どこで覚えたのか、“ドヤりまくり"で勝ち誇った。
さらにニコルスは「ようやく声をあげて叫ぶ事ができるぜ! 毘沙門よ、よく聞いておけ。俺たちがお前らに勝ち、痛めつけてやる。そして俺たちが次のIWGPタッグ王者だ!」と改めて宣告してみせた。
【試合後のヘイスト&ニコルス&ティト】
▼ティト「オーマイガー! さっきの見たか?」
▼ヘイスト「あぁ、見たさ!」
▼ティト「お前が見てたのは俺も見てたよ」
▼ヘイスト「俺は最前列よりも良い席から見てたぜ」
▼ティト「(カメラに向かって)お前は見たか?」
▼ヘイスト「ヘイヘイヘイ、あれがTMDKさ。かなりの長い間…何日もいなかったが、帰ってきた」
▼ニコルス「数週間。最低でも2週間くらいか」
▼ヘイスト「そして、国際線の飛行機から降り立ったばかりだ。(ティトを指差し)一晩休めた奴もいるが。でも、この男(マイキーを指差し)は今日、日本入りしたばかりだ。今朝だぞ!」
▼ニコルス「午前6時だ! ドヤ! ホテルにチェックイン! ドヤ! ジムに直行! ドヤ!」
▼ヘイスト「こいつの体はレンガの壁のようだぜ! ゴトー、YOSHI-HASHI、TMDKは壁のように硬い、そんな俺たちに向かってくるわけだ!」
▼ニコルス「ようやく声をあげて叫ぶ事ができるぜ! 毘沙門よ、お前たちは俺の目を見て、俺の口から出てくる言葉をよく聞いておけ。俺たちはお前らちに勝ち、お前らを痛めつけてやる。俺たち(シェインと自分を指差し)こそが次のIWGPタッグ王者だ。酔っ払いに行こうぜ!」
▼ヘイスト「毘沙門、覚悟しろ!」
▼ティト「(立ち去りながら)両手にビールだぜ!」
【試合後の後藤&YOSHI-HASHI】
▼YOSHI-HASHI「まあ今日、負けたかもしんないけど、次の神戸、必ず防衛する。このベルト(IWGPタッグ王座)を持ったまま、『WORLD TAG LEAGUE』前人未到の3連覇だ、3連覇!」
▼後藤「よーし!」
▼YOSHI-HASHI「3連覇して1.4の東京ドーム、あいつとやってやるよ、俺は。今たぶん俺もゴッちゃんも頭の上に雲みたいなものが一緒に出てるよ。一緒の相手が出てる。『WORLD TAG LEAGUE』、ベルトを持ったまま3連覇して、1.4防衛戦をやるからな、あいつと」
▼後藤「その先の先まで俺たちは見据えているよ。G1終わって、新たな闘いが始まった、おい! 明日からも次の防衛戦まで毎日あいつらだろ? 楽しくてしょうがねえよ!」