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9/17【新日本】KOPWルールがタイチ案に決定 SHOに揺さぶり「嫌ならやんなくていいよ」

『Road to DESTRUCTION』福岡アイランドシティフォーラム(2023年9月17日)
○SANADA&タイチ&DOUKI&TAKAみちのくvsEVIL&SHO&高橋裕二郎&ディック東郷×

 KOPW戦のルールがタイチ案の「時間無制限セコンド手錠拘束マッチ」に決定。タイチは「もし嫌だったらやんなくていいよ。それもルールのうちだから。拒否するんだったら、このタイトルマッチ無効だから」とSHOに揺さぶりをかけた。

 9・24神戸大会のKOPW争奪戦へ向け、今月13日に両者がルールプレゼン。SHOは時間切れなら自分の勝利、タイチはブラックメフィストとデンジャラスバックドロップ禁止など自分に有利な「完全決着10分1本勝負」を提案していた。この日、ルール決定ファン投票の結果が発表となり、16148票のSHO案を上回る27185票で支持されたタイチ案の「時間無制限セコンド手錠拘束マッチ」に決まった。双方のセコンドを手錠で繋いでSHOと1対1の状況を作るのがタイチの狙いだ。

 ルール決定後、初の前哨戦となったこの日、タイチとSHOが8人タッグで激突。試合前、阿部誠リングアナがタイチ案に決まったことをアナウンスし、拒んだ場合は無効試合となることも告げた。するとSHOは錯乱気味にタイチに襲いかかり、客席に投げ飛ばした。

 その後、タイチはステップキック連打、ソバットとSHOに反撃し、聖帝十字陵で捕らえた。カットに入った東郷と裕二郎を次々に蹴散らしたが、SHOはスピアーで逆襲。タイチの反撃をサミングで止め、コーナー金具ホイップ攻撃でもん絶させる。ならばとタイチはアックスボンバーを乱れ打ってSHOと東郷をなで斬りにした。

 終盤にはSANADAにトーチャーツール攻撃を狙うSHOにウィスキーを噴射。欠場中の盟友・金丸義信ばりの奇策でSANADAの勝利につなげた。試合後、「小僧てめぇ、もうルールは決まったんだ。今さらガタガタぬかすな。てめぇがルールは守れっつったんだろ? てめぇの発言、責任持てよ」とSHOを揺さぶったタイチは「いいか、このまま24日、ウチの5 Guysのメンバーがてめぇらクソゴミカス以下の仲間たちをキッチリ拘束して、その目の前でてめぇを泣かせてやる」と通告した。

 SHOがこのルールを拒んだ場合、タイトルマッチ自体が無効となる。SHOが拒否する可能性も想定内のタイチはバックステージでも「もし嫌だったらやんなくていいよ。それもルールのうちだから。拒否するんだったら、このタイトルマッチ無効だから。別にやんなくてもいいよ。お前、よく考えろ」と余裕すら漂わせながら揺さぶりをかけていた。

【試合後のSANADA&タイチ】
▼タイチ「一人? ちょっと一人? なんだよ。見捨てられたかと思ったよ」

▼SANADA「(遅れて戻ってきて)EVILいつまでベルト盗んでんだよ。このままだとタイトルマッチ好き勝手やられるんで、俺はちょっと考えてきます。その答えは近日中に出したいと思っております」

▼タイチ「珍しくちょっと今日は…まぁ、いいんじゃない? たまにはあれぐらいやったって。あいつら散々好き勝手やってんだ。そりゃ仏のSANAやんもたまにはこういうことも起きるさ。今日は落ち着いて、チャンピオンらしくどっしり構えよう。同じ土俵でやったって下らねぇんだ。小僧、おめぇもだ。ルール決まったんだ。ガタガタ言うな。お前が言ったんだろ? ルールは守れってな。もし嫌だったらやんなくていいよ。それもルールのうちだから。拒否するんだったら、このタイトルマッチ無効だから。別にやんなくてもいいよ。お前、よく考えろ。俺は胸貸してやるよ、おめぇにな。しょうがない。どうせクソの役にも立ちゃしねぇ、おめぇら4人、ナンボでもかかってこいよ。まぁ、かかってこれないだろうな。ウチのメンバーが全面協力してくれるから、キッチリ拘束された目の前でボコボコに泣かせてやるよ。楽しみにしとけよ。なぁ、24日。SANAやん、よろしく。両国はキッチリ俺がサポートするから。これで終わらせよう、あいつらとは。つまんねぇ。下らねぇ、ホントに」

▼SANADA「今日は生配信ですか?」

▼タイチ「勝ったし、気持ちいいからやるか。生配信あおるね。ありがとうございます、いつも宣伝。恐れ入ります。やろうか。やります」

▼SANADA「あとは大丈夫ですか?」

▼タイチ「あとは24日に向けてとりあえず俺は整えていくよ。お互い飲みすぎ気をつけよう。新幹線はグリーン車に乗って帰ろう。もう普通車はやめようぜ。体壊れちまう」

▼SANADA「はい、かしこまりました。あとは言いたいこと言ったんで帰ってもらっていいですか」

▼タイチ「帰ってくれ」

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