10/15【スターダム】タッグリーグ開幕…葉月&コグマがSTARS対決制して2年ぶりVへ好スタート
『第13回ゴッデス・オブ・スターダム〜タッグリーグ開幕戦〜』
大田区総合体育館(2023年10月15日)
ブルーゴッデス公式戦 ○コグマ&葉月vs岩谷麻優&羽南×
『第13回ゴッデス・オブ・スターダム〜タッグリーグ戦〜』が開幕し、葉月&コグマがメインで行われたSTARS同門対決を制して白星スタート。初公開となる「FWC」締めで2年ぶりの優勝を誓った。
2021年タッグリーグ覇者の“FWC"葉月&コグマが開幕戦のメインに登場。STARSの同門・岩谷&羽南と対戦した。岩谷はIWGP女子王者で、羽南は先月に飯田沙耶とのコンビでNEW BLOODタッグ王座を戴冠したばかり。タッグチームとして抜群の安定感を誇る葉月&コグマが王者コンビを迎え撃った。
試合は同門対決らしい正攻法での接戦に。先にチャンスを掴んだのはFWC。コグマが岩谷の雪崩式フランケンを踏ん張ると、葉月がバッククラッカーで撃墜し、合体ネックブリーカードロップなどで一気呵成にたたみかけた。
しかし、羽南が急行して2人をバックドロップで足止め。タッチをもらった羽南はコーナーからプランチャを敢行した。FWCも負けじと試合を立て直すと、復活した岩谷も奮戦。大技が連鎖して4選手が大の字に。
羽南が「コグマ!」と絶叫すると、エルボー合戦に突入。羽南は急角度のバックドロップで引っこ抜くが、コグマも引かずに投げ捨てジャーマンでやり返すと、エルボーは相打ちに。ここがチャンスと、FWCは合体ネックブリーカードロップを狙うも、岩谷がスリングブレイドで葉月を足止め。一転して、岩谷&羽南の合体フェイスバスターが火を吹く。羽南はブロックバスターホールドからバックドロップの体勢に。
踏ん張ったコグマは足を絡め取って羽南を場外に連行すると、葉月がトペスイシーダを敢行。リングに戻ると、羽南をカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げ、そこにコグマが飛びつき、合体ネックブリーカードロップが今度こそさく裂する。すかさずコグマがダイビングボディプレスで羽南を葬った。
同門対決を制したFWCが絶好の白星スタートを遂げた。マイクを持った葉月は「タッグリーグ開幕戦、勝利したぞ!」と勝利の雄叫び。「3年連続FWCで出場。去年はできなかったけど、2年ぶりの優勝、2個目の優勝リングを私たちが取りたいと思います」と2年ぶりの優勝をアピールする。
コグマは「メインでSTARS同士戦って、羽南なんていつぶり? わからないよね。いつぶりかわからないけど、全然違う人、違う選手になってて。必死だった。この前のKAIRIさんみたいに先輩らしくとか思ってたんだけど無理。必死だった」と羽南の急成長ぶりに感激を隠さない。「こんな大きい大会のメインでSTARSで試合できて、勝てて、本当に嬉しいです」と喜びをあらわにすると、葉月にも伝えていなかったという新たに生み出した「FWC」締めをすることに。コグマが「今を信じて、明日に輝け。優勝するのは…」と叫ぶと、観客たちが「フクオカ・ダブル・クレイジー!」と続き、大田区大会は幕を閉じた。
開幕戦のメインを見事に制したFWCは、バックステージでも改めて優勝を宣言。コグマが「ゴッデスのベルトもまた私たちの元に戻ってくるので」とゴッデス王座獲りも見据えると、葉月は「私たちはまたこのタッグリーグでタッグ屋としての力をさらにさらにレベルアップさせていきたいと思います」と目標も掲げていた。
【試合後の葉月&コグマ】
▼葉月「タッグリーグ開幕戦、同門対決で無事勝利」
▼コグマ「本当に無事勝利。麻優さんは常にわかっていることだけど、羽南はちょっともしかしたらなめてたかもしれないね」
▼葉月「前戦った時より動揺しなくなったね」
▼コグマ「我を出しているというか。もう先輩らしくとか何にも無理。必死だった。なにあのバックドロップ」
▼葉月「うちもやられた。でも、勝ったのは私たちFWCなんで」
▼コグマ「勝ったし、FWCの締めを初めてやったけど、凄かった。みんな」
▼葉月「メッチャ聞こえた」
▼コグマ「フクオカ・ダブル・クレイジーって長いんだけど、ちゃんと聞こえた。優勝してまた締めを」
▼葉月「2度目のリングをってこと?」
▼コグマ「リングもだし、締めもやろう。ゴッデスのベルトもまた私たちの元に戻ってくるので」
▼葉月「私たちはまたこのタッグリーグでタッグ屋としての力をさらにさらにレベルアップさせていきたいと思います」
▼コグマ「じゃあ、ここでもやろう」
▼葉月「いいよ」
▼コグマ「今を信じて、明日に輝け。優勝するのは…」
▼葉月&コグマ「フクオカ・ダブル・クレイジー!」