10/19【スターダム】すずが欠場中のたむへ「心も体も完璧にしろ」 ハイスピード王者・星来は花園桃花指名

『第13回ゴッデス・オブ・スターダム〜タッグリーグ戦〜in KORAKUEN』後楽園ホール(2023年10月19日)
レッドゴッデス公式戦 ○星来芽依&鈴季すずvsジュリア&テクラ×

　11・18大阪大会でワールド王座挑戦を控えるすずが欠場中の王者・中野たむへ「心も体も完璧にしろ」と猛ゲキを飛ばした。また、ハイスピード王者・星来は初防衛戦の相手に花園桃花を指名した。

　5★STAR GPを制したすずは11・18大阪大会でたむが保持するワールド王座挑戦を控えた状態で、ハイスピード王者・星来とのコンビ“CRAZY STAR"でタッグリーグにエントリー。開幕戦は元同門・プロミネンスの世羅りさ&柊くるみと対戦したが、ドロー決着となった。2戦目はDonna del Mondoのジュリア&テクラと対決した。

　ジュリアとすず、テクラと星来がのっけからシングルマッチさながらの熱戦を展開。ここから星来が捕まったものの、すずが登場すると逆襲に転じる。再びジュリアと火花。ジュリアがファルコンアローやバックドロップでたたみかけてきても、すずはジャーマンで譲らず。グロリアスドライバー狙いもリバースフランケンで切り返し、痛み分けに持ち込んだ。

　その後、テクラが星来に猛攻。ジュリアとの合体フェイスクラッシャーやサンドイッチ式エルボーも完璧に決まる。だが、時間切れが近づくにつれて星来が試合を立て直すと、すずも好フォローを見せ、星来のダイブ式コードブレイカー、すずのジャーマンが連続してさく裂。すかさず星来が変型シットダウン式パワーボムで勝利した。

　時間切れ約1分前にすず&星来が接戦を制し、1勝目を獲得。星来はマイクを持つと、「うちらクレイジースターで、このままの勢いで優勝できると思っているから。皆さん全試合見に来てください」と優勝をアピールした。さらに、「実は11月18日、エディオンアリーナ、芽依はデビュー記念日なんですよ。その日に初防衛戦をやりたいですけど、前から気になっていた選手がいるんですよ。花園桃花選手。ぜひ自分の初防衛戦の相手になってください。よろしくお願いします」とハイスピード王座初防衛戦の相手に花園を指名した。

　現在、フリーの花園は昨年5月に若手主体興行・NEW BLOODでスターダム初参戦。11月に当時ハイスピード王者だったAZMに挑戦経験がある。挑戦者に意中の相手を指名した星来は、すず&観客とともに「CRAZY STARに恋する…5秒前!」の合唱で後楽園大会を締めくくった。

　すずはバックステージで赤いベルトの王者・たむについて言及した。たむは10・9名古屋大会で左ヒザを負傷。その後の大会を欠場しており、現時点ではタッグリーグも不戦敗が続いている。そんなたむに対し、すずは「怪我は仕方ねえんだよ」と理解を示しつつも、「だけど、私は心も体も完璧な状態のお前と戦いたい。だから、11月18日までに、必ず体も心も完璧にしておくこと」と猛ゲキを飛ばしたうえで「じゃないと、あんたのベルト5分で取ってやるよ」と通告した。

【試合後のすず&星来】
▼星来「よっしゃ、CRAZY STAR勝ちました!」

▼すず「やったぁ!」

▼星来「見て、これ。キラキラピカピカにできるよ、これで。勝利者賞いただきました。ありがとうございます。これでピカピカにしよ」

▼すず「そうだね」

▼星来「CRAZY STAR、このままの勢いで全勝して優勝したいなって思ってます。そしてハイスピード、花園桃花選手、自分と初防衛戦よろしくお願いします」

▼すず「CRAZY STARはこの通り絶好調なんで、この調子で進んでいきたいところなんですが、大阪を目の前にして一つ言いたいことがありまーす。わかるでしょ? 中野たむだよ、中野たむ。おいおいおいおい、お前、ヒザをケガして欠場して、ちょっと元気なくなりすぎなんじゃねぇの? 中野たむ。ケガは仕方ねぇ。それは私にだってわかってる。ケガは仕方ねぇんだよ。だけど私は心も体も完ぺきな状態のお前と戦いたい。だから11月18日までに必ず体も心も完ぺきにしておくこと。わかったか? 中野たむ。じゃねぇと赤のベルト、5分で獲ってやるよ」

▼星来「私もハイスピード、5分で獲ってやるよ」