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10/19【スターダム】岩谷&羽南が本命・舞華&ベーンを会心場外葬 「頭を使って本能で動いた」

『第13回ゴッデス・オブ・スターダム〜タッグリーグ戦〜in KORAKUEN』後楽園ホール(2023年10月19日)
ブルーゴッデス公式戦 ○羽南&岩谷麻優vs舞華&メーガン・ベーン×

 岩谷&羽南がタッグリーグの本命・舞華&ベーンを会心の場外葬で撃破。「頭を使って本能で動いた」とチームワークに手応えを示した。

 今回のリーグ戦で本命と目されている舞華&ベーンは開幕戦で圧倒的なパワーを武器に壮麗亜美&レディ・Cに圧勝。白星スタートを果たした。一方、岩谷&羽南は葉月&コグマとのSTARS対決で敗戦し、黒星発進に。好対照だった両チームが公式戦2戦目で激突した。

 序盤から舞華&ベーンが見せ場。羽南に照準を合わせると、舞華がベーンを、ベーンが舞華をボディスラムで投げつける人間爆弾攻撃を敢行。荒技で大ダメージを与えた。

 羽南が舞華にエルボースマッシュを見舞って必死の反撃を見せると、岩谷が攻勢に転じる。スピーディな動きでかく乱しつつ、舞華を攻め立て、ブレーンバスター狙いをフロントネックロックで切り返した。だが、踏ん張った舞華が強引にブレーンバスターを決めると、代わったベーンが大暴れ。岩谷と羽南をコーナーに押し込んで串刺し攻撃を連発すると、2人まとめて担ぎ上げて、無造作に後方へぶん投げた。

 それでも岩谷は猛抵抗。同士討ちを誘って場外に排除すると、トペスイシーダを敢行する。スイッチした羽南もコーナー最上段からプランチャを発射した。そして、場外では舞華とベーンを正面衝突させる。動じない舞華とベーンは即座に巻き返すと、場外カウントが続く中、ベーンは岩谷と羽南を観客席に投げつけて暴走。岩谷がステージ席からダイビングボディアタックを放っても、舞華とともにキャッチする。しかし、その背中に羽南がドロップキックを発射。岩谷ごと押し潰してベーン&舞華の動きを封じると、羽南はリングに滑り込み、リングアウト勝ちを手にした。

 作戦がズバリと決まり、岩谷&羽南が舞華&ベーンを会心の場外葬。価値ある1勝目を手にした。岩谷は「頭を使って本能で動く。まさしくこれ」としてやったり。「あのでっかい2人を倒すにはどうしたらいいかってね、ちょっとだけ頭で考えて、本能で動いてみたけども、もう考えていることは同じだった」と笑顔を見せていた。

 羽南は「やっぱりちゃんとアイコンタクトできたなって思いますし、これからもまだまだいっぱいあるので。麻優さんと勝利を重ねていって、絶対優勝して、ゴッデスのベルトをアイコンタクトで巻きたいと思います」と優勝宣言。岩谷も「大本命みたいなもんじゃないですか。でっかい2人。これに勝てば、もう怖いものないよ。もう麻優たちのプロレス頭にみんなついて来れないよ」と手応えを示していた。

【試合後の岩谷&羽南】
▼岩谷「素晴らしいよ」

▼羽南「勝ちました」

▼岩谷「凄いよ。頭を使って本能で動く。まさしくこれ。あのでっかい2人を倒すにはどうしたらいいかってね、ちょっとだけ頭で考えて、本能で動いてみたけども、もう考えていることは同じだった」

▼羽南「はい。やっぱりちゃんとアイコンタクトできたなって思いますし、これからもまだまだいっぱいあるので。麻優さんと勝利を重ねていって、絶対優勝して、ゴッデスのベルトをアイコンタクトで巻きたいと思います。ありがとうございました」

▼岩谷「ありがとうございました」

――試合前からこの作戦は考えていた?

▼岩谷「スキを突いて試合の権利を代えて、相手を錯乱してやろうという気持ちは、ちょっとは話し合いみたいなのがあったんですけど、そのタイミングはもう羽南に任せて。麻優も羽南の手があるから今だっていう。もう本能でそこは動いて、それが見事に勝利につながったんで。いや、素晴らしいよ。大本命みたいなもんじゃないですか。でっかい2人。これに勝てば、もう怖いものないよ。もう麻優たちのプロレス頭にみんなついて来れないよ。でも、これから目を離さないように、必死こいてついてきて。どんな相手でもかく乱し続けるから」

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