10/29【スターダム】プロミネンスがタッグリーグ初白星 鹿島狙い撃ちで快勝
『STARDOM Halloween Dark Night 2023〜恐怖の館〜』立川ステージガーデン(2023年10月29日)
「第13回ゴッデス・オブ・スターダム〜タッグリーグ戦」レッドゴッデス公式戦 ○世羅りさ&柊くるみvs朱里&鹿島沙希×
プロミネンスがタッグリーグ初白星。鹿島を狙い撃ちにして快勝した。
1分のプロミネンス・世羅&柊と2勝1敗のGod's Eye・朱里&鹿島がタッグリーグ公式戦で対戦した。プロミネンスは初戦で元盟友の鈴季すず(パートナーは星来芽依)と対戦。大乱戦のうえに時間切れ引き分けとなっていた。
鹿島は果敢に先発を買って出ると、世羅と対峙。手招きして挑発すると、早くも起死回生で丸め込む。だが、柊のカットに遭うと失速。朱里とのタッチを防ぐと、ここぞとばかりにプロミネンスが猛攻に出た。世羅がジャイアントスイングでぶん回すと、鹿島は虫の息に。
鹿島が柊にダイブ式とびつきフランケンを決めて一矢報いると、ようやく朱里が登場。プロミネンスの連係を同士討ちに持ち込んで防ぐと、柊にコルバタやカサドーラ式フェイスクラッシャーを決め、腕固めで絞め上げた。世羅が相手に代わっても、真っ向からエルボー合戦で火花。ジャーマンやダイビングギロチンで攻め立ててチャンスを作ると、鹿島に勝負を託した。
期待に応えたい鹿島はミドルキック連打からダイビングフットスタンプにつなぐと、朱里との合体フェイスクラッシャーもさく裂。ダブルアームスープレックスで追い討ちする。ハイキック、トラースキック、アッパー掌底と打撃のコンボも火を吹くが、柊が両腕ラリアットで朱里ごと吹き飛ばすと、流れはプロミネンスへ。
柊は串刺しボディアタック、キャノンボールを浴びせると、世羅は串刺しダブルニーからハリケーンドライバーを繰り出した。鹿島はなんとかキックアウト。スキを突いて起死回生の構えに。だが、先を読んだ世羅が羅紗鋏(シュバイン)に持ち込んで、一気に3カウントを奪った。
プロミネンスが鹿島を狙い撃ちにして快勝。タッグリーグ2戦目にして初白星を挙げた。「最初から鹿島沙希狙いでいこうと言ってたんですけど、思った以上のくせ者っすね」と試合を振り返った世羅だったが、「筆にしたんだよ。ジャイアントスイングであいつのことを。今度、もしまたアイツと戦う機会があるなら、習字のセットを用意しといてよ。本物の筆にしてやるからな」とニヤリ。「朱里。どんだけGod's Eyeにいっぱい入ってこようが、プロミネンスは負けないんで。またお前と対戦できる日を楽しみにしてるよ」と朱里を挑発することも忘れなかった。
まだリーグ序盤戦とはいえ視界は良好。怨敵・すずとの決着戦を実現させるべく、タッグリーグ優勝を目指す。
【試合後の世羅&柊】
▼世羅「よっしゃあ。3点、3点だね、今。勝った。ここは正直、絶対に落とせなかったんで。たとえ朱里率いるタッグチームであろうと負けるつもりはなかったし。最初から鹿島沙希狙いでいこうと言ってたんですけど、思った以上のくせ者っすね」
▼柊「そうね。危なかったね」
▼世羅「挑発に乗っちゃうタチなんで、ダメだなって思った。ただ、私は今日、筆にしたでしょ、ちゃんと」
▼柊「筆」
▼世羅「筆。筆になってたよね。なってたよな。筆にしたんだよ。ジャイアントスイングであいつのことを。今度、もしまたアイツと戦う機会があるなら、習字のセットを用意しといてよ。本物の筆にしてやるからな。覚悟しとけ、鹿島沙希。そして、朱里。どんだけGod's Eyeにいっぱい入ってこようが、プロミネンスは負けないんで。またお前と対戦できる日を楽しみにしてるよ。じゃあな」