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6/6【AEW】「これが最後のチャンスになるかもしれない」 ダニエルソンがAEW世界王座挑戦権かかった「オーエン・ハート・トーナメント」優勝誓う

 『AEWダイナマイト』が現地時間5日、コロラド州ラブランドで行われ、ブライアン・ダニエルソンが「これが最後のチャンスになるかもしれない」とAEW世界王座への挑戦権がかかったオーエン・ハート杯トーナメント優勝を誓った。

 ダニエルソンはこの日、IWGP世界ヘビー級王者ジョン・モクスリー&クラウディオ・カスタニョーリ&ウィーラー・ユウタとのブラックプール・コンバットクラブでエスフィンジ&マグナス&ルギド&ボラドール・ジュニアのチームCMLLと対戦。最後はルギドにブサイクニーを叩き込むと、ユウタがシートベルトクラッチで丸め込み、勝利を決めた。

 試合後、ダニエルソンはバックステージで今後について言及した。「フルタイムのレスラーとしては今年が最後になる」との意向を示しているダニエルソンだが、「クリスチャン・ケイジに負け、コンチネンタルクラシックで負けてしまった。そして東京ドームではオカダに負けた。ビッグマッチで毎回負けて、負けて、負け続けてきた。そしてアナーキー・イン・ザ・アリーナで負けたのが決め手となった」と不振が続く現状に触れた。

 それでも「最後の一年はまだ終わっていないことに気づいた」と言い切ると、「オーエン・ハート・トーナメントの勝者がウェンブリー・スタジアムの『ALL IN: London』でAEW世界タイトルを賭けたチャンピオンシップマッチを行うとトニー・カーンが発表したのを聞いたとき、俺はもう一度元気をもらった」と続けた。

 同トーナメントは故オーエン・ハートさんの功績を称え、AEWが2021年から開催してきた。今年は7月に開催され、決勝戦は7月10日、オーエンさんの故郷であるカナダ・アルバータ州カルガリーで行われる。優勝者は8月25日、イギリス・ロンドンのウェンブリースタジアムで開催される『ALL IN:London』でAEW世界王座に挑戦する。

 ダニエルソンは「これが俺にとって最後のチャンスになるかもしれないが、俺のキャリア全体の中で最高のチャンスになるだろう。そして俺はトップに上りつめるつもりだ」と宣言した。スポット参戦となる2025年を迎える前に、ダニエルソンはAEWの頂点に君臨するつもりだ。

プロ格 情報局