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6/8【新日本】7・5大阪城で王者オメガに挑戦 スーパージュニア制覇でKUSHIDA、IWGPジュニア2度目の戴冠へ「絶対的な自信がある」(写真あり)

 『BEST OF THE SUPER Jr. XXII』で初優勝を遂げたKUSHIDAが一夜明けた8日、東京・赤坂のベクトルスタジオで会見。7・5大阪城大会でIWGPジュニアヘビー級王者ケニー・オメガへの挑戦が正式に決まり、10ヶ月ぶり2度目の戴冠へ自信満々のKUSHIDAは「スーパージュニアが盛り上がった段階から一段階上げるには僕の腰にIWGPジュニアのベルトは必要不可欠」とジュニアの至宝獲りを自らに義務づけた。

 6・7代々木大会。KUSHIDAは30分を超える激闘の末にカイル・オライリーを破り、悲願だったスーパージュニア初優勝を果たした。その代償として肉体的に大きなダメージが残ったものの、「新日本ジュニアを明るい未来に僕がお連れします」と改めて誓っている。

 7・5大阪城大会ではIWGPジュニア王者・オメガへの挑戦が正式に決まった。スーパージュニア覇者として頂上決戦に臨むKUSHIDAは「スーパージュニアを獲ったので、挑戦ではなく勝負させてもらいます」と同等の立場で対峙する構え。オメガに勝てば昨年9月に第68代王者から陥落以来、10ヶ月ぶり2度目の戴冠となり、「今の僕だったら間違いなく彼の腰からベルトを奪えます。そういう確固たる自信があります」と言い切ってのけた。

 自信の裏づけは言うまでもなくスーパージュニア制覇にある。「スーパージュニアでライバルたち、ロッキー、フィッシュ、オライリーというレスラーたちに強くさせてもらった」というKUSHIDAは、王者不在のスーパージュニアで「チャンピオンがいなくても盛り上がる、チャンピオンの存在を忘れさせる大会にしたかった。そうできた自負がある」との手応えを実感。「スーパージュニアが盛り上がった段階から新日本ジュニアを一段階上げるには僕の腰にIWGPジュニアのベルトは必要不可欠」とジュニアの至宝戴冠を自らに課した。

 「僕がベルトにいい思いをさせてあげたいなという気持ちがありますね。ケニー・オメガの元では到底、輝いてないと思うんで」。そう誓ったKUSHIDAはG1期間中の防衛戦や海外マットでの防衛戦など、戴冠後の青写真もすでに描いている。それを具現化させるためにも、大阪城の大舞台でオメガとの頂上決戦を制し、ジュニアの至宝を取り戻すのみ。新日ジュニアのさらなる発展を誓うKUSHIDAの戦いはここから本格的に始まる。
※KUSHIDAのコメントは別項に掲載します

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