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7/16【新日本】公開練習における永田の詳細コメント(後編/写真あり)

※前編からの続き

――強行スケジュールで、A、B日替わりに公式戦をやることになるが?

▼永田「過去最大の強行日程のG1クライマックスですよね。去年の空前絶後という言葉がどこに行ってしまったんだというぐらい過酷な夏だなと。17回G1クライマックス戦ってきた中で今回が最強行スケジュールでしょうね。それをクリアするのも一つの実力というかキャリアがなせるものだと思う。初めてだけど、そこをうまくやっていくのも実力。長年培ったものをこういうところで出せればなと」

――連日、公式戦とタッグマッチが交互になるが?

▼永田「前哨戦みたいな形だよね。公式戦じゃない時は次に当たる人と前哨戦。あれうまいこと考えたなと。ファンの人が翌日の戦いに興味を引けるカードをうまく作ったなと。心理戦も含めて楽しませてもらいたいなと思ってます」

――オカダ以外でBブロックのヤマとなるのは?

▼永田「まずはやっぱり中邑かなと。オカダよりもいろんな意味で脅威を感じるし、2月にインターコンチ挑戦してやられてますからね。丸腰になった中邑とここでどういう戦いができるか。リーグ戦という枠ではありますけどチャンピオンベルトが外れて、ある意味、伸び伸びと戦う中邑とどういう戦いができるか。誰が相手でも楽しみなんですけどね。現インターコンチ王者の後藤もIWGP王者もいるし。同世代の小島さんもいる。最近、小島さんに分が悪いんで、このへんでやっつけておかないと。負けるとでかい顔されるのがある。一つ一つテーマがある。それを連戦というよりも一日前哨戦ありきでやれるということは、もしかしたら精神的にゆとりが持てるんじゃないかなと」

――昨年は小島に開幕戦で負けて波に乗り切れなかった感があるが?

▼永田「GHCのベルトを落として初戦で小島さんに敗れたことで歯車が狂ったというか足を引っ張られた感覚に陥ったというかね。イケイケだった自分の歯車が狂った試合だったんで、小島さんには磁場というかそういうものを狂わされたなと。今年は初戦がこけし(本間)だから。彼も今、急上昇だし、全国的に知名度できてるし、全国どこでもお客さんが後押ししてるのもわかる。油断することなく初戦からいければ、いい結果が出てくるんじゃないかなと思います」

――G1最多出場試合数が天山と3試合差だが?

▼永田「そういうのもあるんだね。あんまりそのへん考えてなくて、連続出場とか記録があるけど、そういうのを気にしてると、ある日突然プツっと切れた時にガクンと気持ちが落ちるんで、あまり気にしないようにしてますね。ただ、楽しみですよ。今年2月にインターコンチがあって、そのあとあまりそういうチャンスに恵まれない中、毎日シングルマッチできるのは大きなチャンスですから。世間との戦い、自分との戦い、相手との戦い、年齢との戦い。いろんな戦いに打ち克ってこそグレードワンですから。究極の強行スケジュールをクリアして優勝したら、とてつもないものが降りかかってくるんじゃないかなと思いますね。それが何かを見極めるために優勝目指して頑張りたい」

――リンボーダンスをやった感想は?

▼永田「体の柔軟性という部分で、体を反るのはプロレスに重要。反ったまま体重移動するのがこんなに難しいとは初めて感じた。ブリッジで体を柔らかくしてもそのまま動くことはなかったからね。反った状態で体重移動するのがこんなにきついことが初めてわかったし、これからリングでいろいろ使えるんじゃないかなと。だからこそ岡(倫之)君のレインメーカーをかわせたわけで。オカダのもかわせるでしょう。巌流島(7・18両国)をあさってに控えてる中、岡君に手伝ってもらったけど、非常にいい練習ができてるようだし、レインメーカーを巌流島でやるかもしれないよ」

――優勝したらリンボーダンスを披露する?

▼永田「前、(ナガダンスの時に)冗談で言ったらシャレにならなかったから(苦笑)。絶対(曲を)用意してそうだからな(苦笑)」

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