10/13【新日本】会見におけるオカダ、棚橋の詳細コメント(写真あり)
13日、東京・六本木のテレビ朝日で会見したオカダ・カズチカ、棚橋弘至の詳細コメントは以下の通り。
【会見におけるオカダ、棚橋】
▼棚橋「今年の1月4日、東京ドームでオカダを倒してチャンピオンになったわけですけど、そのあとがあまりよろしくなくて、ベルトを失ってなかなか浮上のきっかけをつかめずにいたんですけど、G1クライマックスに優勝して権利証を獲り、ようやくここまで這い上がってきました。そして東京ドーム大会6年連続メインイベント。1・4東京ドームの歴史は俺の歴史になりつつあります。この記録を伸ばしていくためにも、この東京ドーム大会は非常に重要な大会ですけど、冷静に考えるとチャンピオンとチャレンジャーっていう立場が逆転してる。IWGPのベルトを巻けない期間が長くなってる。何とかメインイベントにはたどり着きましたけど、追い詰められてるのは俺の方だなと。普通タイトルマッチは挑戦者がじわりじわりとチャンピオンを包囲していく、追い詰めていくのが当たり前なんですけど、挑戦者でありながら追い詰められてるという感覚はあります。ただ俺もまだ進化を続けるんで、オカダに起こされたレインメーカーショック、それに匹敵するような逆レインメーカーショック…ハイフライショックを。ファンのみなさんに衝撃を与えるような試合をします。それが40目前にした俺のダンディズムです。以上です」
▼オカダ「7月にIWGPを巻いて、すぐG1が始まって、後藤さんに負けて、中邑さんに負けて、その二人も優勝できず。最終日にはAJにも3カウント獲られて、もしかしたらこのベルトくすんでたかもしれないですね。でも昨日AJに勝って輝きを増しましたから、次はしっかりG1チャンピオンと戦って、勝ってもっと輝きを増したいなと思います。そして東京ドームではいい思い出がないですからね。2013年、棚橋さんに負けて、2014年、ファン投票で棚橋vs中邑というカードに負けて、そして今年もまた棚橋さんに負けてますから。また来年は、別に棚橋さんじゃなくてもよかったんですけど、ただ勝ちたいというだけです」
――この1年間のお互いの印象は?
▼棚橋「体力的にも充実してるなと。どの選手が来ても自分のスタイルに引き込むうまさ、海外遠征とかでみててもちょっと手に負えなくなってきてるという感じです…が、それでもあきらめないのが僕という人間なんで。ちょっと褒めすぎましたけど、そんな感じです」
▼オカダ「今年の1・4では『くすんだ太陽だ』と言ってたんですけど、まだくすんでなかったのかなと。そのあとG1も優勝してますし。でもそれだけじゃないかなと。G1だけじゃないかなと思いますね」
――レッスルキングダム10回記念大会となるが思い入れはある?
▼棚橋「メインイベントに出る機会をつかんできて、2010年はセミファイナルですけど、2009年も2008年もメイン。9回中7回がメインイベント。凄いなと自分でも思いますけどね。ファンのみなさんのことをいつも考えてるんですけど、今年月曜日開催なんですね。三箇日で4日が仕事始めの人も多いんじゃないかなと。そこでいろいろ考えた結果、いいキャッチコピーを考えました。プロレスファンは四箇日。これで仕事、もちろん休みの方もいらっしゃると思うんですけど、仕事がある方は試合開始時間5時なんで、少し早めにあがるとか、『すいません、今日は四箇日でプロレスファンは休みなんです』って言い訳を考えましたので、プロレスファンは4日終われば始業。とにかく盛り上げたい。レッスルキングダム10回記念大会。そう思ってます」
▼オカダ「思い入れは特にありません。何もいい思い出がないですから。負けたりだとか、セミだったりとか。それこそ最初の頃は知らないですからね。そんな感じです」
――2年連続同一カードはドーム史上初となるが?
▼棚橋「昨日リング上でオカダと向かい合った時に、とっても懐かしい感覚に…そうか1年ぶりかと。ここ何年かでみるとかなりの頻度で戦ってきたんですけど、そうか1年ぶりかと。じゃあお互いの1年間をぶつけ合おうじゃないかと。そんな感じです。懐かしい感じがしました」
▼オカダ「僕は正直にまた棚橋さんかと思いますけど、強い者同士が戦う場所ですから。強い二人が僕と棚橋さんというだけじゃないですかね」
▼棚橋「すいません。自分、質問に答えてなかったですね。いいこと言ってるなと自分の言葉に酔ってました。そうなんですよ。この東京ドームのメインイベントに出るということに文句があるんだったら、力で勝ち獲ってみろよと。そういうことなんですよ」
――棚橋はドーム大会メイン5連勝中だが、連勝記録を止めたい?
▼オカダ「別に連勝記録を止めたいとか、そういうのは全くないですけどね。何年連続メインとか僕は知ったこっちゃないし、言いたいだけ言って下さい。ただドームのメインで勝ちたいというだけですね」
――東京ドームで今までカネの雨を降らせられていないが悔しさ、もどかしさはある?
▼オカダ「あんだけ大きな会場で、注目される大会で勝ってないですからね。イコール・カネの雨が降ってないし、どれだけお客さん入っても僕が勝たないとカネの雨は降りませんから。悔しかったし、来年こそしっかりやりたいと思いますね」