4/11【新日本】会見における内藤の詳細コメント(前編)
11日、東京・中野坂上の新日本事務所で会見した内藤哲也の詳細コメントは以下の通り。
【会見の模様】
▼内藤「(BUSHIとともに現れ、IWGPベルトをテーブル上に放り投げると、4・10両国大会の感想を問われると)感想ですか? ツイッター等でいろいろな意見はみますけど、昨日の両国国技館の雰囲気、両国国技館のお客様の反応が全てなんじゃないかなと思いますよ。昨日、会場に来てない人はわからないかもしれないけどね。会場にいたら答えは自ずとわかるでしょ。昨日のメインイベントで一番不満だったのがね。俺の望まないタイミングでさ、最後、紙テープが飛んできたんだよね。いやいや、まだでしょ、まさにトランキーロだと。このタイミングじゃないだろと。今までのタイトルマッチで言ったらさ、外道が『レベルが違うんだよ』と言った瞬間、紙テープが飛んでしまうような、ちょっとありえないタイミングで飛ばしてきたから。これはもしかしたら木谷オーナーの俺への嫌がらせかなと。新日本プロレスワールドを見て、俺が勝ったことに激怒した木谷オーナーが誰か新日本の社員さんにでも電話したんですかね。『内藤に嫌がらせをしろ』と。もう二度とないわけですよ。俺が初めてIWGPを巻いた試合後のマイク、もう二度とないわけ。生まれ変わらないとないわけよ。それを見事壊されてね。いろんな意味で印象に残る両国国技館でしたよ。あれで木谷オーナーもちょっとは気分が晴れたんじゃないですか。そしてオカダが大好きで、CHAOSが大好きなお客様の気もちょっとは晴れたんじゃないですか。次回以降はさ、紙テープやるんだったらしっかりタイミングを見計らってさ、トランキーロでスイッチを押していただきたいよね。あと何十回、何百回やることになると思うから、スイッチ押す人はよろしく頼む。という感想ですね」
――夢だったIWGPを介入ありで獲ったが、正攻法でという気持ちはなかった?
▼内藤「(かぶっているキャップを指して)この文字読めますか。この言葉どういう意味かわかって質問してる? あれが今現在の俺の正攻法ですよ。介入があるないとかとか、試合前どう予想してました? 介入してくると思いました?」
――正攻法の可能性もあるかなと
▼内藤「じゃあ介入もなくはないと思ってたわけですよね。記者の方がそう思ってたんですよ。ということはチャンピオンのオカダは最低限、そのシチュエーションも予想してなきゃいけなかったわけでしょ。確かに我々ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの行動に批判をする、疑問を持つ方はいっぱいいるかもしれないけど、逆に俺はオカダに言いたいよね。元チャンピオンに。何でそのシチュエーションを考えてこなかったの?と。ああいう状況を切り抜けられなかった時点で王者の負けでしょ、オカダの負けでしょ。まぁ、ああいう状況のイメージトレーニングをしてこなかったオカダにも責任があるんじゃないですか。CHAOSファンは勘違いしないでほしいよ。俺が悪いのか、それとも全く準備してこなかったオカダが悪いのか。どっちが悪いのか考える人にお任せしますけどね。俺はオカダにも問題があったんじゃないかなと思いますけどね」
――夢だったIWGPベルトを投げ捨てたが本意は?
▼内藤「試合後のコメントでも言ったけどね。このベルトは俺にとって目標でしたよ。目標。オカダに笑われ、そのオカダの発言を聞いたお客様に笑われ、それでもこのベルトは俺にとって夢でしたよ。なんですけど、あのIWGP戦で勝った瞬間に夢が達成できたというか、目標を達成して、新たな夢もでき。今までこのベルトを俺は追いかけてたんですけど、このベルトと俺の関係、俺が目指してたはずなのに、立場が逆転したなと。黙っててもこのベルトから俺に近づいてくる。だから俺はあの場で放り投げました。バックステージに帰ったら、やっぱり俺の側にこのベルトが寄ってくるんだよね。それがまさに答えであり、歴史あるIWGPヘビーのベルトもしっかりわかってるんじゃないですか。今、誰に巻かれるのがおいしいか。それを皆様の前であえて証明したまでですよ」
――ベルトよりも自分の方が上にある?
▼内藤「間違いなくそうでしょうね」
――両国では腰にベルトを巻かなかったが、今後巻くことは?
▼内藤「巻いてほしいんですか? まぁ巻くのか、巻かないのか、その答えは何だと思いますか?」
――トランキーロ?
▼内藤「正解。トランキーロですよ」
※後編に続きます