【全日本】ジェイクが左ヒザ負傷による欠場で世界タッグ返上、8・27両国で「野村&Xvs関本&岡林」の新王者決定戦 2017/8/1
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大森隆男取締役が1日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見し、ジェイク・リーが左ヒザ手術のためしばらくの間欠場すると発表した。これに伴い、野村直矢と組んで保持していた世界タッグ王座は返上。8・27両国大会で「野村&Xvs関本大介&岡林裕二」の新王者決定戦が行われることになった。 ◇ ジェイクは7・5新木場大会の試合中に左ヒザを負傷した。7・8横浜、7・9千葉の2大会を欠場し、完治しないまま7・15上尾大会で復帰。7・17後楽園大会では野村と組んでゼウス&ボディガーを破り、世界タッグ王座初戴冠を果たした。初防衛戦となった7・28名古屋大会ではビッグガンズとの再戦に勝利したものの、試合中に左ヒザを悪化させてしまい、7・30大阪大会を欠場した。 帰京後、精密検査を受けたジェイクは「左膝前十字靭帯断裂、内側靭帯損傷、骨挫傷」と診断され、手術のためしばらくの間、戦列を離れることになった。これに伴い、野村と保持する世界タッグ王座は無念の返上。8・27両国大会で野村(パートナーは未定)と関本&岡林の間で新王者チーム決定戦が行われることになった。 戴冠からわずか15日で返上の憂き目にあった野村だが、「新しいパートナーというのは早急に見つけて、決めて、またこのベルトを僕の腰に戻したい」と返り咲きを誓うばかり。気になるパートナーについて同席した大森取締役は「野村のパートナーに関して、俺も立候補したい。そして秋山社長からもそういう声を聞いてるし、KAI選手も出たいという声も聞いている」と3人の候補がいることを明かした。 だが、対する関本&岡林は不満と怒りを隠せない。ジェイクから指名されて世界タッグ挑戦を果たすはずが、当のジェイクが欠場。新王者決定戦が決まったものの、相手の野村のパートナーは未決定。岡林が「なめとるんか、お前ら? 指名してきて、やりましょう? アホかお前。ヒザケガしといて。なめられたもんやなホンマに。お前タッグパートナーやろ? お前にも責任あるぞ」と怒声を上げれば、関本も「向こうが決まらないとこっちは挑戦できないし、今のままだと話にならないですね。このベルト俺らがもらっていっていいんじゃないですか」と吐き捨てた。 それでも昨年11・27両国大会でビッグガンズに敗れ、第72代王者から陥落以来、9ヶ月ぶり2度目の戴冠のチャンスを逃すつもりはない。「全日本のタッグの一番のベルトですから。目指すところはチャンピオンベルトですから。それを大日本のリングに奪い取って持って帰りたい」と関本が言い切れば、岡林は「自分はこの世界タッグを獲った時から、全日本の全てのタッグチームを倒して頂点に立つ。そういう目標があったんで。その矢先にビッグガンズに敗れたんで。またこうやってチャンスがきたんで、次は絶対獲って、全日本プロレスのタッグチームを全部倒して頂点に立ちたい」と前回果たせなかった大目標を成し遂げる構えをみせていた。 【会見の模様】 ▼野村「ジェイクが左足を前から痛めていまして、この間のタイトルマッチで狙われて致命傷を負ってしまったということで、今、だいぶ歩くのも困難な状態なんですけど、ジェイクが戦うことが不可能になってしまったということで、凄く悔しいんですけど、ジェイクとタッグ組めないし、この世界タッグのベルトを返上するという形になってしまいました」 ▼大森取締役「野村のパートナーに関して、俺も立候補したい。そして秋山社長からもそういう声を聞いてるし、KAI選手も出たいという声も聞いている、野村のパートナー、みんな立候補してるぜ」 ▼岡林「まずいいですか? だいたいお前、野村、お前らから指名しといて何やこれは? どういうことや? ジェイクのヒザどうなってるんや? 名古屋の時、どうせ痛めとったんやろ、もう? よう勝ったわ、お前、ビッグガンズにそれで。なぁ、なめとるんか、お前ら? 指名してきて、やりましょう? アホかお前。ヒザケガしといて。なめられたもんやなホンマに。お前タッグパートナーやろ? お前にも責任あるぞ。なぁ」 ▼大森取締役「それも否定できないな。パートナーだもんな」 ▼関本「これ選手権ですよね? 向こうが決まらないとこっちは挑戦できないし、今のままだと話にならないですね。このベルト俺らがもらっていっていいんじゃないですか」 ▼大森取締役「誰がパートナーでも絶対またこのベルトを巻く。そのぐらいの自信もあるんだろ?」 ▼野村「もちろんあります。ジェイクがケガで仕方なくベルトを返上したってことで…」 ▼大森取締役「気持ちとしてはまだチャンピオンだもんな?」 ▼野村「新しいパートナーというのは早急に見つけて、決めて、またこのベルトを僕の腰に戻したいと思います」 ▼大森取締役「誰がパートナーでも絶対このベルトを巻く。野村はそう言ってるよ」 ▼岡林「中途半端な気持ちで来るなよ」 ▼大森取締役「中途半端な気持ちなのか?」 ▼野村「いや、そういうのは一切ないです」 ▼岡林「そんなんしたら潰すぞ、お前ら」 ▼大森取締役「逆にお前らを潰すって言ってるよ、野村は」 ▼岡林「そのぐらいの気持ちでこいよ。やるんやったら」 ――KAIが秋山社長に直訴してパートナーに名乗りを上げているとのことだが? ▼野村「そうですね。僕からしたらジェイクが一番って考えてたんですけど、ケガをしてしまったということで、自分の中でそういう立候補してくれたっていうのはありがたい話ですね。ただ僕もしっかり考えて、また発表したいと思いますね」 ――去年の11月の両国大会でベルトを失い、舞台が同じ両国になるが意識する? ▼関本「意識するも何も、この世界タッグのベルトを奪い取って、大日本に持って帰る。それのみです」 ▼岡林「自分も今の気持ちは一緒ですね。それだけです」 ――野村のパートナーが不在だが、この現状は腑に落ちない? ▼関本「そりゃそうでしょう」 ▼岡林「名古屋でジェイク・リーがあれだけ言ってきて、こっちも物凄い高まってましたから。絶対やってやると…」 ▼大森取締役「岡林選手の気持ちもわかりますよね。けどパートナーが誰であろうと、また絶対この世界タッグのベルトを巻きたい野村の気持ちもよくわかる。とんでもない選手権試合になると思います」 ――野村とは若手主体興行などで戦ってきたが世界タッグ王者になってから違いは感じる? ▼関本「俺はまだ戦ったことないからわからないです」 ▼岡林「AJの時は戦いましたけど、世界タッグを巻いた時の印象はないですね。でもあの時、AJの時にシングルやって、熱いなと思ったんで、たぶん世界タッグ巻いても一緒なんじゃないですか」 ――秋山、大森、KAIの3人が野村のパートナー候補に挙がっているが誰がいい? ▼岡林「誰でもいいです」 ▼関本「まだ決まってないですからね。決めてから言ってほしいですね」 ――いつまでに野村のパートナーを決める? ▼大森取締役「早急に発表いたします。できる限り早く。それは決定戦に臨む関本選手、岡林選手の気持ちを考えたら早急に」 ――世界タッグに対する思いは? ▼関本「やっぱりありますね。両国でビッグガンズに取られて、全日本のタッグの一番のベルトですから。目指すところはチャンピオンベルトですから。それを大日本のリングに奪い取って持って帰りたいです」 ▼岡林「自分はこの世界タッグを獲った時から、全日本の全てのタッグチームを倒して頂点に立つ。そういう目標があったんで。その矢先にビッグガンズに敗れたんで。またこうやってチャンスがきたんで、次は絶対獲って、全日本プロレスのタッグチームを全部倒して頂点に立ちたいと思います」
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大森隆男取締役が1日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見し、ジェイク・リーが左ヒザ手術のためしばらくの間欠場すると発表した。これに伴い、野村直矢と組んで保持していた世界タッグ王座は返上。8・27両国大会で「野村&Xvs関本大介&岡林裕二」の新王者決定戦が行われることになった。
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ジェイクは7・5新木場大会の試合中に左ヒザを負傷した。7・8横浜、7・9千葉の2大会を欠場し、完治しないまま7・15上尾大会で復帰。7・17後楽園大会では野村と組んでゼウス&ボディガーを破り、世界タッグ王座初戴冠を果たした。初防衛戦となった7・28名古屋大会ではビッグガンズとの再戦に勝利したものの、試合中に左ヒザを悪化させてしまい、7・30大阪大会を欠場した。
帰京後、精密検査を受けたジェイクは「左膝前十字靭帯断裂、内側靭帯損傷、骨挫傷」と診断され、手術のためしばらくの間、戦列を離れることになった。これに伴い、野村と保持する世界タッグ王座は無念の返上。8・27両国大会で野村(パートナーは未定)と関本&岡林の間で新王者チーム決定戦が行われることになった。
戴冠からわずか15日で返上の憂き目にあった野村だが、「新しいパートナーというのは早急に見つけて、決めて、またこのベルトを僕の腰に戻したい」と返り咲きを誓うばかり。気になるパートナーについて同席した大森取締役は「野村のパートナーに関して、俺も立候補したい。そして秋山社長からもそういう声を聞いてるし、KAI選手も出たいという声も聞いている」と3人の候補がいることを明かした。
だが、対する関本&岡林は不満と怒りを隠せない。ジェイクから指名されて世界タッグ挑戦を果たすはずが、当のジェイクが欠場。新王者決定戦が決まったものの、相手の野村のパートナーは未決定。岡林が「なめとるんか、お前ら? 指名してきて、やりましょう? アホかお前。ヒザケガしといて。なめられたもんやなホンマに。お前タッグパートナーやろ? お前にも責任あるぞ」と怒声を上げれば、関本も「向こうが決まらないとこっちは挑戦できないし、今のままだと話にならないですね。このベルト俺らがもらっていっていいんじゃないですか」と吐き捨てた。
それでも昨年11・27両国大会でビッグガンズに敗れ、第72代王者から陥落以来、9ヶ月ぶり2度目の戴冠のチャンスを逃すつもりはない。「全日本のタッグの一番のベルトですから。目指すところはチャンピオンベルトですから。それを大日本のリングに奪い取って持って帰りたい」と関本が言い切れば、岡林は「自分はこの世界タッグを獲った時から、全日本の全てのタッグチームを倒して頂点に立つ。そういう目標があったんで。その矢先にビッグガンズに敗れたんで。またこうやってチャンスがきたんで、次は絶対獲って、全日本プロレスのタッグチームを全部倒して頂点に立ちたい」と前回果たせなかった大目標を成し遂げる構えをみせていた。
【会見の模様】
▼野村「ジェイクが左足を前から痛めていまして、この間のタイトルマッチで狙われて致命傷を負ってしまったということで、今、だいぶ歩くのも困難な状態なんですけど、ジェイクが戦うことが不可能になってしまったということで、凄く悔しいんですけど、ジェイクとタッグ組めないし、この世界タッグのベルトを返上するという形になってしまいました」
▼大森取締役「野村のパートナーに関して、俺も立候補したい。そして秋山社長からもそういう声を聞いてるし、KAI選手も出たいという声も聞いている、野村のパートナー、みんな立候補してるぜ」
▼岡林「まずいいですか? だいたいお前、野村、お前らから指名しといて何やこれは? どういうことや? ジェイクのヒザどうなってるんや? 名古屋の時、どうせ痛めとったんやろ、もう? よう勝ったわ、お前、ビッグガンズにそれで。なぁ、なめとるんか、お前ら? 指名してきて、やりましょう? アホかお前。ヒザケガしといて。なめられたもんやなホンマに。お前タッグパートナーやろ? お前にも責任あるぞ。なぁ」
▼大森取締役「それも否定できないな。パートナーだもんな」
▼関本「これ選手権ですよね? 向こうが決まらないとこっちは挑戦できないし、今のままだと話にならないですね。このベルト俺らがもらっていっていいんじゃないですか」
▼大森取締役「誰がパートナーでも絶対またこのベルトを巻く。そのぐらいの自信もあるんだろ?」
▼野村「もちろんあります。ジェイクがケガで仕方なくベルトを返上したってことで…」
▼大森取締役「気持ちとしてはまだチャンピオンだもんな?」
▼野村「新しいパートナーというのは早急に見つけて、決めて、またこのベルトを僕の腰に戻したいと思います」
▼大森取締役「誰がパートナーでも絶対このベルトを巻く。野村はそう言ってるよ」
▼岡林「中途半端な気持ちで来るなよ」
▼大森取締役「中途半端な気持ちなのか?」
▼野村「いや、そういうのは一切ないです」
▼岡林「そんなんしたら潰すぞ、お前ら」
▼大森取締役「逆にお前らを潰すって言ってるよ、野村は」
▼岡林「そのぐらいの気持ちでこいよ。やるんやったら」
――KAIが秋山社長に直訴してパートナーに名乗りを上げているとのことだが?
▼野村「そうですね。僕からしたらジェイクが一番って考えてたんですけど、ケガをしてしまったということで、自分の中でそういう立候補してくれたっていうのはありがたい話ですね。ただ僕もしっかり考えて、また発表したいと思いますね」
――去年の11月の両国大会でベルトを失い、舞台が同じ両国になるが意識する?
▼関本「意識するも何も、この世界タッグのベルトを奪い取って、大日本に持って帰る。それのみです」
▼岡林「自分も今の気持ちは一緒ですね。それだけです」
――野村のパートナーが不在だが、この現状は腑に落ちない?
▼関本「そりゃそうでしょう」
▼岡林「名古屋でジェイク・リーがあれだけ言ってきて、こっちも物凄い高まってましたから。絶対やってやると…」
▼大森取締役「岡林選手の気持ちもわかりますよね。けどパートナーが誰であろうと、また絶対この世界タッグのベルトを巻きたい野村の気持ちもよくわかる。とんでもない選手権試合になると思います」
――野村とは若手主体興行などで戦ってきたが世界タッグ王者になってから違いは感じる?
▼関本「俺はまだ戦ったことないからわからないです」
▼岡林「AJの時は戦いましたけど、世界タッグを巻いた時の印象はないですね。でもあの時、AJの時にシングルやって、熱いなと思ったんで、たぶん世界タッグ巻いても一緒なんじゃないですか」
――秋山、大森、KAIの3人が野村のパートナー候補に挙がっているが誰がいい?
▼岡林「誰でもいいです」
▼関本「まだ決まってないですからね。決めてから言ってほしいですね」
――いつまでに野村のパートナーを決める?
▼大森取締役「早急に発表いたします。できる限り早く。それは決定戦に臨む関本選手、岡林選手の気持ちを考えたら早急に」
――世界タッグに対する思いは?
▼関本「やっぱりありますね。両国でビッグガンズに取られて、全日本のタッグの一番のベルトですから。目指すところはチャンピオンベルトですから。それを大日本のリングに奪い取って持って帰りたいです」
▼岡林「自分はこの世界タッグを獲った時から、全日本の全てのタッグチームを倒して頂点に立つ。そういう目標があったんで。その矢先にビッグガンズに敗れたんで。またこうやってチャンスがきたんで、次は絶対獲って、全日本プロレスのタッグチームを全部倒して頂点に立ちたいと思います」
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