【みちのく】サスケが今年も決死のダイブで宇宙大戦争に大勝利、「小さな恋のうた」熱唱で締め 2019/12/13 18:32
フォトギャラリー
『みちのくプロレス2019年東京大会Vol.7〜前後不覚〜』が13日、東京・後楽園ホールで行われ、今年も決死のダイブを敢行したザ・グレート・サスケ率いるムーの太陽が宇宙大戦争に大勝利。世界平和を守ったサスケはMONGOL800の「小さな恋のうた」を熱唱して締めた。 ◇ みちのくの2019年の掉尾を飾るのは、恒例の宇宙大戦争。14年連続開催となった今年は「小さな恋のロケットマンタロウのバカと雪の女王:ニュー・フェイト LAST BLOOD〜」と題し、サスケ&バラモンシュウ&ケイ&X&XXと、エルトン・ジョンランボー(C:シルベスタ・スタロウ/のはしたろう)&シュワルッツネッガイナー(GAINA)&エルサ1号(バナナ千賀)&アナ2号(ツトム オースギ)&プリティ太田が激突した。 宇宙大戦争は例年、映画をモチーフにしたキャラクターが登場してきたが、今年は『タロウのバカ』、『アナと雪の女王2』からインスパイア。そして「ブラックホールの誕生を阻止する」と宣言していたサスケ&バラモン兄弟のパートナーX&XXとして現れたのは、ゴージャス松野扮するゆきずりの女王と、ウルトラマンロビン扮するアナル好きの王子だった。 開戦のゴングが鳴ると、今年も奇想天外な戦いが繰り広げられた。ジョンランボーが持参した小型ピアノでエルトン・ジョンの「ロケットマン」を熱唱。「ピアノに触るな!」と言いながら、フェースクラッシャーでバラモンを叩きつけてピアノを壊してしまう。シュワルッツネッガイナーは、かつてカップヌードルのCMに出演した時のアーノルド・シュワルツェネッガーばりに持参したヤカンを振り回す大暴れを見せた。 混戦模様が続く中、サスケが最初のピンチを迎える。イスの山を作り、その上にラダーを乗せたものの、シュワルツェネッガイナーに阻止されると、パワーボムでイス&ラダー上に叩きつけられてしまう。サスケが大の字となった中、両軍が南側客席になだれ込み、お客さんも参加しての綱引きで勝負。これに敗れたバラモンらはリングに戻ると巨大イルカ人形による押し合いに挑んだものの、サスケの念もむなしく押されてしまった。ならばとサスケはコーナーに上がると巨大桶をかぶって場外にダイブしたものの、エルサ1号&アナ2号にかわされてテーブル上に自爆。場外で動けなくなってしまった。 マスターの壮絶な自爆に場内が騒然とする中、今年もリング解体が始まった。バラモン兄弟とエルサ1号&アナ2号はウレタンマットで殴り合い、いつの間にか味方同士でやり合う始末。そして不死身のサスケが蘇生。テーブルとラダーに1号&2号をセットし、コーナーに上がったものの、またもシュワルツェネッガイナーが妨害。パワーボムでサスケをラダー&テーブルに向かって叩き落とした。 マスターが戦線離脱に追い込まれた中、ロビンが1号&2号に両腕ラリアットを連発して奮闘。バラモンがボウリングを2号の顔面に落とそうとしたところで、場内に映画「ロッキー3」の主題歌であるサバイバーの「アイ・オブ・ザ・タイガー」が流れた。現れたのはロッキー・バルボアに扮したのはしたろう。バラモンとのボクシング勝負に臨んだものの、2度のダウンを喫してあえなく敗退となった。 ついにリングの板の一部が取り除かれ、シュワルツェネッガイナー&1号&2号によってボードに乗せられたサスケは、鉄骨の隙間に叩き落とされてしまう。マスター不在の中、バラモン兄弟が交通標識攻撃、松野がスーパースターエルボーで2号を攻め込んで戦況を変えようとしたが、ここで再び「アイ・オブ・ザ・タイガー」が流れ、頭に巨大な岩のようなものをかぶったのはしが登場。ロケットパンチで相手チームをなで斬りにした。バラモン兄弟がロケットを奪っても、のはしは巨体な頭部で二人まとめて吹き飛ばし、コーナーからダイブしてロビンを仕留めにかかった。 これが自爆に終わると同時に、サスケが奇跡の復活を遂げた。バラモン兄弟が水噴射と有刺鉄線バット攻撃でのはしの動きを止め、テーブル上にセットすると、サスケがコーナーに上がってラダーをかぶって決死のダイブ。これが見事に決まって逆転の3カウントを奪った。 43分14秒に及んだ死闘の末、ムーの太陽が今年も宇宙大戦争に大勝利。試合後はブラックホールを生み出す元凶とされた太田を巨大桶に閉じ込め、どうやら今年も地球の平和はサスケ率いるムーの太陽によって守られたようだ。不死身ぶりをいかんなくみせつけたサスケは「沖縄の高校生バンドのギタリストがある日、突然、交通事故死。その遺志を継いだ妹がそのバンドを再生しました。そんな映画が『小さな恋のうた』。亡くなられた、長年みちのくプロレスを支えてくださった、大釜保育園園長先生、並びに以前、宇宙大戦争のリング上で映画『ザ・グレート・サスケ』の構想を披露してくれた俳優の石田信之さん、この両名にこの歌を捧げます」と宣言すると、MONGOL800の「小さな恋のうた」をバンド「代官山パンク日和」とともに熱唱。今年もムーの太陽の勝利とサスケの熱唱によって宇宙大戦争は大団円を迎えた。
★【みちのく】後楽園大会結果
★がん闘病中のハヤトが一日限定復帰 2年8ヵ月ぶりリングで盟友・拳剛に完敗KOも完全復活へ「ここから俺は止まらない」
フォトギャラリー
『みちのくプロレス2019年東京大会Vol.7〜前後不覚〜』が13日、東京・後楽園ホールで行われ、今年も決死のダイブを敢行したザ・グレート・サスケ率いるムーの太陽が宇宙大戦争に大勝利。世界平和を守ったサスケはMONGOL800の「小さな恋のうた」を熱唱して締めた。
◇
みちのくの2019年の掉尾を飾るのは、恒例の宇宙大戦争。14年連続開催となった今年は「小さな恋のロケットマンタロウのバカと雪の女王:ニュー・フェイト LAST BLOOD〜」と題し、サスケ&バラモンシュウ&ケイ&X&XXと、エルトン・ジョンランボー(C:シルベスタ・スタロウ/のはしたろう)&シュワルッツネッガイナー(GAINA)&エルサ1号(バナナ千賀)&アナ2号(ツトム オースギ)&プリティ太田が激突した。
宇宙大戦争は例年、映画をモチーフにしたキャラクターが登場してきたが、今年は『タロウのバカ』、『アナと雪の女王2』からインスパイア。そして「ブラックホールの誕生を阻止する」と宣言していたサスケ&バラモン兄弟のパートナーX&XXとして現れたのは、ゴージャス松野扮するゆきずりの女王と、ウルトラマンロビン扮するアナル好きの王子だった。
開戦のゴングが鳴ると、今年も奇想天外な戦いが繰り広げられた。ジョンランボーが持参した小型ピアノでエルトン・ジョンの「ロケットマン」を熱唱。「ピアノに触るな!」と言いながら、フェースクラッシャーでバラモンを叩きつけてピアノを壊してしまう。シュワルッツネッガイナーは、かつてカップヌードルのCMに出演した時のアーノルド・シュワルツェネッガーばりに持参したヤカンを振り回す大暴れを見せた。
混戦模様が続く中、サスケが最初のピンチを迎える。イスの山を作り、その上にラダーを乗せたものの、シュワルツェネッガイナーに阻止されると、パワーボムでイス&ラダー上に叩きつけられてしまう。サスケが大の字となった中、両軍が南側客席になだれ込み、お客さんも参加しての綱引きで勝負。これに敗れたバラモンらはリングに戻ると巨大イルカ人形による押し合いに挑んだものの、サスケの念もむなしく押されてしまった。ならばとサスケはコーナーに上がると巨大桶をかぶって場外にダイブしたものの、エルサ1号&アナ2号にかわされてテーブル上に自爆。場外で動けなくなってしまった。
マスターの壮絶な自爆に場内が騒然とする中、今年もリング解体が始まった。バラモン兄弟とエルサ1号&アナ2号はウレタンマットで殴り合い、いつの間にか味方同士でやり合う始末。そして不死身のサスケが蘇生。テーブルとラダーに1号&2号をセットし、コーナーに上がったものの、またもシュワルツェネッガイナーが妨害。パワーボムでサスケをラダー&テーブルに向かって叩き落とした。
マスターが戦線離脱に追い込まれた中、ロビンが1号&2号に両腕ラリアットを連発して奮闘。バラモンがボウリングを2号の顔面に落とそうとしたところで、場内に映画「ロッキー3」の主題歌であるサバイバーの「アイ・オブ・ザ・タイガー」が流れた。現れたのはロッキー・バルボアに扮したのはしたろう。バラモンとのボクシング勝負に臨んだものの、2度のダウンを喫してあえなく敗退となった。
ついにリングの板の一部が取り除かれ、シュワルツェネッガイナー&1号&2号によってボードに乗せられたサスケは、鉄骨の隙間に叩き落とされてしまう。マスター不在の中、バラモン兄弟が交通標識攻撃、松野がスーパースターエルボーで2号を攻め込んで戦況を変えようとしたが、ここで再び「アイ・オブ・ザ・タイガー」が流れ、頭に巨大な岩のようなものをかぶったのはしが登場。ロケットパンチで相手チームをなで斬りにした。バラモン兄弟がロケットを奪っても、のはしは巨体な頭部で二人まとめて吹き飛ばし、コーナーからダイブしてロビンを仕留めにかかった。
これが自爆に終わると同時に、サスケが奇跡の復活を遂げた。バラモン兄弟が水噴射と有刺鉄線バット攻撃でのはしの動きを止め、テーブル上にセットすると、サスケがコーナーに上がってラダーをかぶって決死のダイブ。これが見事に決まって逆転の3カウントを奪った。
43分14秒に及んだ死闘の末、ムーの太陽が今年も宇宙大戦争に大勝利。試合後はブラックホールを生み出す元凶とされた太田を巨大桶に閉じ込め、どうやら今年も地球の平和はサスケ率いるムーの太陽によって守られたようだ。不死身ぶりをいかんなくみせつけたサスケは「沖縄の高校生バンドのギタリストがある日、突然、交通事故死。その遺志を継いだ妹がそのバンドを再生しました。そんな映画が『小さな恋のうた』。亡くなられた、長年みちのくプロレスを支えてくださった、大釜保育園園長先生、並びに以前、宇宙大戦争のリング上で映画『ザ・グレート・サスケ』の構想を披露してくれた俳優の石田信之さん、この両名にこの歌を捧げます」と宣言すると、MONGOL800の「小さな恋のうた」をバンド「代官山パンク日和」とともに熱唱。今年もムーの太陽の勝利とサスケの熱唱によって宇宙大戦争は大団円を迎えた。
フォトギャラリー
★【みちのく】後楽園大会結果
★がん闘病中のハヤトが一日限定復帰 2年8ヵ月ぶりリングで盟友・拳剛に完敗KOも完全復活へ「ここから俺は止まらない」