【WRESTLE-1】3・15W-1王座戦へ中嶋が手負いのカズ返り討ちを確信 「その状態で獲り返せるわけないでしょう」 2020/2/29 16:05
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3・15大田区大会でWRESTLE-1チャンピオンシップを争う王者・中嶋勝彦、挑戦者カズ・ハヤシが29日、東京・大久保のGSPメディアセンターで会見。左足を負傷し、手負いのカズは「3月15日までには100%万全の体調に持っていく」と至宝ベルト奪還を誓うものの、中嶋は「その状態で僕に勝ってこのベルトを獲り返すつもりでいるんですか? 獲り返せるわけないでしょう。きっと3・15も同じ結果でしょう」と余裕の笑みとともに通告した。 ◇ 2・12後楽園大会で芦野祥太郎を返り討ちにし、W-1王座初防衛を果たした中嶋は次期挑戦者に社長・カズを指名。カズもトラースキックで返答し、ビッグマッチ3・15大田区大会で両者によるタイトルマッチが決まった。 だが、カズが2・24豊橋大会で左足を負傷。至宝ベルト奪還を前に、黄信号が点灯してしまった。加えてこの日、W-1の無期限活動休止が発表となり、「やっぱきついよね、精神的にはね。それはいろいろな思いもあるし」と言うように精神面にも少なからず影響してくる。それでもカズは「相手がやっぱり中嶋勝彦だしさ、その中で雑念とかそういうのなしで、もっていけるように」とタイトルマッチに集中する構えをみせ、「3月15日までには100%万全の体調に持っていくつもりです」とキッパリ。「自分が今までやってきたとおり中嶋勝彦を研究し、攻略できるようにして、僕がWRESTLE-1にこのベルトを持ち帰ります」と誓ってみせた。 王者・中嶋は2度目の防衛戦。自ら指名して決まった一戦とあって「カズ・ハヤシ社長とこのベルトをかけてタイトルマッチができるのは凄く楽しみですね」とは言うものの、カズが手負いの状態だけに「その状態で俺と向き合うのか?と。僕も舐められたもんだなと素直に思います」と不満を口にせずにいられない。不敵な笑みとともに「その状態で僕に勝ってこのベルトを獲り返すつもりでいるんですか?」と疑問をぶつけて挑発した中嶋は、「獲り返せるわけないでしょう。まぁ、きっと3・15も同じ結果でしょう。またこいつ(ベルト)は俺に投げられたいんですよ」と勝利を確信。W-1最後のビッグマッチでも傍若無人に振る舞う構えをみせた。 この一戦がW-1で行われる最後のW-1王座戦となる公算大。ここでカズが勝利できなければ、外敵・中嶋が至宝ベルトを手にしたまま団体の幕を閉じることになる。奪還なるか否かはカズの左足の回復具合がキーポイントの一つとなりそうだ。 【会見の模様】 ▼カズ「本当にいろいろな複雑な思いがあるんですけど、プロレスのリングは今まで自分が信じてきたもっていき方というか、ルーティンというか、そういうものをもっていかなくちゃいけない。3月15日までには自分が今までやってきたとおり中嶋勝彦を研究し、攻略できるようにして、僕がWRESTLE-1にこのベルトを持ち帰ります」 ▼中嶋「何を話すの? 意気込み? そうね、カズ・ハヤシ社長とこのベルトをかけてタイトルマッチができるのは凄く楽しみですね。ただ、どうやら聞いた話ですと、カズ・ハヤシ社長は足をケガしてる。大丈夫か?と。その状態で俺と向き合うのか?と。僕も舐められたもんだなと素直に思います。その状態で僕に勝ってこのベルトを獲り返すつもりでいるんですか? 獲り返せるわけないでしょう。まぁ、きっと3・15も同じ結果でしょう。またこいつ(ベルト)は俺に投げられたいんですよ」 ――足の状態は? ▼カズ「3月15日までには100%万全の体調に持っていくつもりです。もう雑念とか入れたら勝てないというか、タイトルマッチに挑む姿勢とは言えないんでね。そのへんは持っていきますよ。大丈夫です」 ――中嶋選手はベルトを獲って以来、傍若無人の振る舞いを繰り返してきたが、どのようにみてきた? ▼カズ「いやぁホント失礼な選手になったなと思いますね。自分が約13年前、同じ大田区体育館で戦った相手とは思えない。別人ですよね。変わったなと。僕はね、その変わった中でも、まだまだあの時のようなギラギラ上を見続けている中嶋勝彦が見えるんですよ。その昔、そして今を知ってる僕がこのタイトルマッチを失礼な人と戦うっていうだけじゃなく、逆に僕の中で楽しみがあります」 ――中嶋選手からみて今のカズ選手はどのように映っている? ▼中嶋「男の中の色男。相変わらず」 ――それだけ? ▼中嶋「うん。あと次の挑戦者がさ、こんな手負いなのにさ、誰もWRESTLE-1の中から名乗りはないの? リング上でもそうだけど、誰もいないの? あれだけ上がるだけ上がって手を出さず、唯一出したのがカズ・ハヤシ社長ですよ。そういうところが違うんだよね、色男は。覚悟がない人間はリングに上がるなよ。だから次、名乗りが他にないんだったら、万全のチャンピオンvs手負いの挑戦者だな。結果が楽しみだね(ニヤリ)」 ――W-1の活動休止が決まった中で心境の変化はある? ▼カズ「いやあ、やっぱきついよね、精神的にはね。それはいろいろな思いもあるし、やっぱりレスラーだからさ。相手がやっぱり中嶋勝彦だしさ、その中で雑念とかそういうのなしで、もっていけるようにしてます。それだけの選手ということです。チャンピオンは」 ――今回防衛した場合、中嶋選手がW-1王者として団体が活動休止となるが? ▼中嶋「いや、別に(笑) 活動休止ね。ビックリしたよ。でも俺には特に関係ないかな。やっぱり俺もイチレスラーだから、レスラーとして、そしてチャンピオンとして、3・15大田区に上がるだけですよリングに。はい」
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3・15大田区大会でWRESTLE-1チャンピオンシップを争う王者・中嶋勝彦、挑戦者カズ・ハヤシが29日、東京・大久保のGSPメディアセンターで会見。左足を負傷し、手負いのカズは「3月15日までには100%万全の体調に持っていく」と至宝ベルト奪還を誓うものの、中嶋は「その状態で僕に勝ってこのベルトを獲り返すつもりでいるんですか? 獲り返せるわけないでしょう。きっと3・15も同じ結果でしょう」と余裕の笑みとともに通告した。
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2・12後楽園大会で芦野祥太郎を返り討ちにし、W-1王座初防衛を果たした中嶋は次期挑戦者に社長・カズを指名。カズもトラースキックで返答し、ビッグマッチ3・15大田区大会で両者によるタイトルマッチが決まった。
だが、カズが2・24豊橋大会で左足を負傷。至宝ベルト奪還を前に、黄信号が点灯してしまった。加えてこの日、W-1の無期限活動休止が発表となり、「やっぱきついよね、精神的にはね。それはいろいろな思いもあるし」と言うように精神面にも少なからず影響してくる。それでもカズは「相手がやっぱり中嶋勝彦だしさ、その中で雑念とかそういうのなしで、もっていけるように」とタイトルマッチに集中する構えをみせ、「3月15日までには100%万全の体調に持っていくつもりです」とキッパリ。「自分が今までやってきたとおり中嶋勝彦を研究し、攻略できるようにして、僕がWRESTLE-1にこのベルトを持ち帰ります」と誓ってみせた。
王者・中嶋は2度目の防衛戦。自ら指名して決まった一戦とあって「カズ・ハヤシ社長とこのベルトをかけてタイトルマッチができるのは凄く楽しみですね」とは言うものの、カズが手負いの状態だけに「その状態で俺と向き合うのか?と。僕も舐められたもんだなと素直に思います」と不満を口にせずにいられない。不敵な笑みとともに「その状態で僕に勝ってこのベルトを獲り返すつもりでいるんですか?」と疑問をぶつけて挑発した中嶋は、「獲り返せるわけないでしょう。まぁ、きっと3・15も同じ結果でしょう。またこいつ(ベルト)は俺に投げられたいんですよ」と勝利を確信。W-1最後のビッグマッチでも傍若無人に振る舞う構えをみせた。
この一戦がW-1で行われる最後のW-1王座戦となる公算大。ここでカズが勝利できなければ、外敵・中嶋が至宝ベルトを手にしたまま団体の幕を閉じることになる。奪還なるか否かはカズの左足の回復具合がキーポイントの一つとなりそうだ。
【会見の模様】
▼カズ「本当にいろいろな複雑な思いがあるんですけど、プロレスのリングは今まで自分が信じてきたもっていき方というか、ルーティンというか、そういうものをもっていかなくちゃいけない。3月15日までには自分が今までやってきたとおり中嶋勝彦を研究し、攻略できるようにして、僕がWRESTLE-1にこのベルトを持ち帰ります」
▼中嶋「何を話すの? 意気込み? そうね、カズ・ハヤシ社長とこのベルトをかけてタイトルマッチができるのは凄く楽しみですね。ただ、どうやら聞いた話ですと、カズ・ハヤシ社長は足をケガしてる。大丈夫か?と。その状態で俺と向き合うのか?と。僕も舐められたもんだなと素直に思います。その状態で僕に勝ってこのベルトを獲り返すつもりでいるんですか? 獲り返せるわけないでしょう。まぁ、きっと3・15も同じ結果でしょう。またこいつ(ベルト)は俺に投げられたいんですよ」
――足の状態は?
▼カズ「3月15日までには100%万全の体調に持っていくつもりです。もう雑念とか入れたら勝てないというか、タイトルマッチに挑む姿勢とは言えないんでね。そのへんは持っていきますよ。大丈夫です」
――中嶋選手はベルトを獲って以来、傍若無人の振る舞いを繰り返してきたが、どのようにみてきた?
▼カズ「いやぁホント失礼な選手になったなと思いますね。自分が約13年前、同じ大田区体育館で戦った相手とは思えない。別人ですよね。変わったなと。僕はね、その変わった中でも、まだまだあの時のようなギラギラ上を見続けている中嶋勝彦が見えるんですよ。その昔、そして今を知ってる僕がこのタイトルマッチを失礼な人と戦うっていうだけじゃなく、逆に僕の中で楽しみがあります」
――中嶋選手からみて今のカズ選手はどのように映っている?
▼中嶋「男の中の色男。相変わらず」
――それだけ?
▼中嶋「うん。あと次の挑戦者がさ、こんな手負いなのにさ、誰もWRESTLE-1の中から名乗りはないの? リング上でもそうだけど、誰もいないの? あれだけ上がるだけ上がって手を出さず、唯一出したのがカズ・ハヤシ社長ですよ。そういうところが違うんだよね、色男は。覚悟がない人間はリングに上がるなよ。だから次、名乗りが他にないんだったら、万全のチャンピオンvs手負いの挑戦者だな。結果が楽しみだね(ニヤリ)」
――W-1の活動休止が決まった中で心境の変化はある?
▼カズ「いやあ、やっぱきついよね、精神的にはね。それはいろいろな思いもあるし、やっぱりレスラーだからさ。相手がやっぱり中嶋勝彦だしさ、その中で雑念とかそういうのなしで、もっていけるようにしてます。それだけの選手ということです。チャンピオンは」
――今回防衛した場合、中嶋選手がW-1王者として団体が活動休止となるが?
▼中嶋「いや、別に(笑) 活動休止ね。ビックリしたよ。でも俺には特に関係ないかな。やっぱり俺もイチレスラーだから、レスラーとして、そしてチャンピオンとして、3・15大田区に上がるだけですよリングに。はい」
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