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11/29【爆破甲子園】大鵬の孫・納谷が力道山の孫・力との三世対決制す

 『爆破甲子園2020〜電流爆破生誕30周年記念〜』が29日、神奈川・横浜市の鶴見青果市場で行われ、大鵬の孫・納谷幸男が力道山の孫・力との三世対決を制した。

 大相撲史に残る大横綱・大鵬と、日本プロレス界の始祖・力道山の孫同士による対決が爆破甲子園のリングで実現した。大鵬三世・納谷が元十両・星誕期、力道山三世・力が今成夢人とそれぞれ組んで激突。力が祖父の得意技であるチョップを連発すれば、納谷はエルボーやキックで対抗。最後は納谷がヒザ蹴りから急角度のバックドロップを決めて今成から3カウントを奪った。

 三世対決は納谷に凱歌が上がった。試合後、力から一騎打ちを要求されたが、「今日は余裕。もうあんな女子レスラーのことしか考えていないような奴とシングルはちょっと勘弁してほしいなって思いますね」としながらも、「また次があるならあるでいいんじゃないですか。またこの爆破甲子園のリングで」と受けて立つ構えをみせた。

 報道陣から「力選手が考えている女子レスラーって誰なんですか?」と問われた納谷は「何かたくさんいるみたいです。固有名詞は…。あえて一人? チェリーさんですかね」と暴露した。これを伝え聞いた力は「プロレスのことにプロレスじゃないことを持ち込むとは公私混同。訳わかんないこと言う奴はリングの上で叩き潰してやるよ!」と赤面しながらも通告。「自分の長年のタッグパートナーである今成選手を、これだけボコボコにやられて黙っていられないんで! また力道山と大鵬、お互いに偉大なおじいちゃんを背負っているっていうのもありますし、このままでは終われないです。次はシングルで納谷選手ととことんやり合いますよ」とシングル再戦を猛アピールし、「力道山から受け継いだチョップと、百田光雄から受け継いだバックドロップで納谷選手を倒してみせますよ!」と力強く誓っていた。

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