プロレス/格闘技DX

　『KING OF DDT 2022 FINAL!!』が3日、東京・後楽園ホールで行われ、身長223センチ、体重190.5キロを自称するアンドリュー“ザ・ジャイアント"エヴァレットが異次元の空中殺法で勝俣瞬馬を下し、DDTデビューを鮮烈勝利で飾った。

　ノアに参戦したこともあるエヴァレットは4年半ぶり3度目の来日で、DDTには初参戦となった。この日の第5試合に登場したエヴァレットはクリス・ブルックスと組み、MAO&勝俣の「しゅんまお」と激突。パートナーのクリスは身長196センチで、隣に並ぶとエヴァレットはかなり低く、175センチ程度に見えるが、あくまでも本人は223センチと主張した。

　「しゅんまお」が好連係を見せたが、クリスが巧みにエヴァレットをアシスト。クリスが勝俣に雪崩式ダブルアーム・スープレックスを見舞うと、エヴァレットは場外のMAOめがけてシューティングスターアタックを敢行。最後は勝俣をコーナーに上げると、一回転して決めるチョークスラム・スプラッシュフライで3カウントを奪った。

　DDT初参戦を鮮烈勝利で飾ったエヴァレットは「今日の対戦相手、なんだあの小さいヤツら。相手にならない」と当然の結果と言わんばかり。「DDTで一番ビッグなガイと言えば、ヨシヒコだ。私はいつでも準備ができてるぞ!」となぜかヨシヒコに対戦を要求していた。


【MAOの話】「あんな技、見たことねぇよ。そんなに自分のことをでっかいって言うなら、せっかく日本に来たんだし、俺があいつを頭から東京に突き刺して、第2のスカイツリーにしてやる」