プロレス/格闘技DX

　サウジアラビア・リヤドのMrsoolパーク・スタジアムで行われた『クラウン・ジュエル』が日本時間6日、ライブ配信され、ローマン・レインズがローガン・ポールに苦戦を強いられながらも勝利し、WWEユニバーサル王座防衛を果たした。

　レインズがこの日、サウジアラビアの地でWWEユニバーサル王座防衛戦に臨んだ。挑戦者は登録者数2360万人の人気YouTuberで、これがWWE3戦目となるローガン。当初は余裕を見せていたレインズだが、クロスボディや強烈なクローズラインを浴びて表情が一変。ヘッドバットやキャメルクラッチで容赦なく反撃した。

　負けじとローガンもブロックバスター、スーパーマンパンチ、クロスボディ、スタンディングムーンサルトと怒とうの連続攻撃で反撃。ショーン・マイケルズ直伝のスイート・チン・ミュージックを放った。これをキャッチしたレインズがロックボトムを敢行しても、ローガンはラッキーパンチで右拳を振り抜いてレインズをぐらつかせ、スーパーマンパンチも叩き込んだ。

　これにはレインズもたまらず場外に退避したが、ローガンは攻撃の手を緩めない。フロッグスプラッシュで解説席ごと破壊した。レインズのピンチに“ザ・ブラッドライン"のウーソズ、ソロ・シコアが駆けつけると、ローガンの弟・ジェイクと乱闘に発展した。

　そこへローガンも加わったが、レインズがそのスキを突いてスーパーマンパンチをさく裂。最後はスピアーでトドメを刺して3カウントを奪い、WWEユニバーサル王座防衛に成功した。一方のローガンは惜敗。WWE3戦目にして初黒星を喫した。