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　『友情、努力、勝利 in NAGOYA 2023』名古屋国際会議場イベントホール大会が18日、行われ、2・26後楽園大会でKO-D無差別級王座挑戦者決定戦を争う納谷幸男とHARASHIMAが最後の前哨戦でバチバチに火花を散らした。

　KO-D王者・火野裕士への挑戦権をかけて対決する納谷とHARASHIMAがこの日、MAO&勝俣瞬馬、高尾蒼馬&石田慎也とそれぞれ組んで対戦。最後の前哨戦で気合入りまくりの納谷はリングインするやHARASHIMAとにらみ合った。

　試合になると、両者は場外で激しくやり合った。リングに戻るとエルボー、ミドルキックの激しい応酬に発展。納谷がヒザ蹴りを叩き込むと、HARASHIMAはジャンピングハイキック、トラースキック、ファルコンアローと倍返しした。最後は納谷がビッグブーツ、バックドロップを見舞って高尾から3カウントを奪取。最後の前哨戦を制した。

　試合後も納谷はHARASHIMAと視殺戦を展開。「やっぱ強いっすね。あの人の打撃はエグイ。でも今日勝ったのは俺で、後楽園当日も勝つのは俺」と断言した納谷は「俺がHARASHIMAさんに勝って、DDTの26周年で絶対に火野さんに挑戦します」と意気込んだ。

　対するHARASHIMAは「久しぶりに対戦して、あえて正面からいったんだけど、確実に前より勢い、強さが上がってるのは感じちゃいました」と納谷の進化を実感。「でも、それを知れたので。全然策はあるので。思ったより伸びてるのは感じました。26日の試合がますます楽しみになりました」と警戒しつつ自信をのぞかせていた。