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7/7【WWE】ミスターMITBマッキンタイアが即日キャッシュインもパンク襲撃で敗戦 ダミアンが緊急トリプルスレット戦制して世界ヘビー防衛

 『マネー・イン・ザ・バンク』が現地時間6日、カナダ・オンタリオ州トロントで行われ、世界ヘビー級王者ダミアン・プリーストにセス“フリーキン"ロリンズが挑戦。試合中にマネー・イン・ザ・バンク・ラダーマッチを制したばかりのドリュー・マッキンタイアがキャッシュインし、急きょトリプルスレット戦に変更となったが、CMパンクに襲撃されたマッキンタイアを仕留めたダミアンが辛くも王座防衛を果たした。

 4月のレッスルマニアでドリュー・マッキンタイアに敗れ、世界ヘビー級王座から陥落したロリンズは以降、戦列を離れていたが、2ヵ月ぶりに復帰。王者・ダミアンの指名を受けてこの日の世界ヘビー挑戦が決まった。そしてロリンズの提案によってダミアンが負けたらジャッジメント・デー脱退、ロリンズが負けたらダミアンが王者でいる限り挑戦できくなる条件付きマッチとなった。

 先手を取ったのは王者・ダミアン。ファルコンアロー、フラットライナーと序盤から豪快な大技を連発していく。ロリンズもスリングブレイドで応戦。トペ・スイシーダ3連発で流れを引き寄せると、リングに戻ってもスワントーンボム、ライオンサルトを連続投下した。

 ダミアンは変型DDTで反撃。三角飛びスタナーも決めた。ロリンズはランニングニー、フロッグスプラッシュで応戦。ターンバックルパワーボムで叩きつけたが、ダミアンもシットダウン式ラストライドで叩きつけて譲らない。左右のミドルキック連打を浴びせ、コークスクリュージャンピングハイキックを連発した。

 サウス・オブ・ヘブンが不発に終わると、ロリンズは起死回生のカーブストンプをさく裂。2カウントで返したダミアンもレーザーズエッジで逆襲したが、ロリンズは雪崩式ブレーンバスター、ファルコンアローの連続攻撃でニアフォールに追い込んだ。

 ここでミスターMITBマッキンタイアが予告通り即日キャッシュインを行使。世界ヘビー戦が急きょトリプルスレットマッチに変更となった。マッキンタイアはロリンズにフューチャーショックDDTをさく裂。ダミアンをクレイモアで蹴散らし、ロリンズ料理にかかったが、ここでCMパンクが乱入してきた。マッキンタイアによって病院送りにされていたパンクはイスでめった打ちにして報復。世界ヘビーのベルトでマッキンタイアの顔面を殴打すると、すかさずダミアンがサウス・オブ・ヘブンで叩きつけて3カウントを奪った。

 ミスターMITBマッキンタイアのキャッシュインはパンクの妨害によって失敗。ダミアンが世界ヘビー級王座を死守した。思わぬ介入で王座獲りを逸したロリンズが詰め寄ろうとすると、パンクは実況席上に立ち上がって臨戦態勢。一触即発となったが、ロリンズはセキュリティ陣によって制止された。敗れずして返り咲きを逃したロリンズの「ダミアンが王者でいる限り挑戦できない」の条件はどうなるのか? 世界ヘビー級王座を巡るロリンズ、マッキンタイア、パンクの遺恨がさらに深まったのは間違いない。

 マネー・イン・ザ・バンクの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。

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