【WWE】サマースラムでパンクとマッキンタイアの遺恨対決が実現 ロリンズが特別レフェリー名乗り 2024/7/23 23:00

 ロウが現地時間22日、ウィスコンシン州グリーンベイで行われ、CMパンクとドリュー・マッキンタイアの遺恨対決が8・3クリーブランド大会『サマースラム』で行われることが決定。セス“フリーキン"ロリンズが特別レフェリーに名乗りを上げた。

 パンクの度重なるマッキンタイアへの妨害行為によって、両者の遺恨は深まるばかり。マッキンタイアは先週、アダム・ピアースGMに真夏の祭典・サマースラムでの一騎打ちを訴えたが、ピアースGMから条件に提示されたレフェリー二人への謝罪を拒否。謹慎処分継続となったものの、この日、バックステージでレフェリー陣に謝罪したようで、ピアースGMと握手を交わした。

 そして、パンクがリングに登場した。上腕三頭筋断裂で1月から欠場しているパンクだが、「土曜日に医者に診てもらったんだが、俺は正式に復帰できるそうだ」とリング復帰を宣言。「っていうことは喧嘩の時間だよな。ぶちのめしてやるぜ。早く出てこい。地獄を見せてやる!」とマッキンタイアを呼び込んだ。

 パンクがテーピングを手に巻いて臨戦態勢を取った中、マッキンタイアが現れた。「この時をどれほど待ちわびたことか。今まで散々やってくれたな。もう誰も止めることはできねえぞ。ぶっ壊してやる!」と徹底抗戦の構えを見せたかと思いきや、「だが、今は気分が乗らない」と言い放った。

 パンクがリングを降りてマッキンタイアのもとへ向かうと、レフェリー陣がすぐさま制止に駆けつけた。いきり立つパンクをマッキンタイアは「感情を押さえろ、冷静になれ。俺を見習え。完全に冷静だ。俺の家族が落ち着かせてくれるからな」とパンクから奪ったままのブレスレットを手に嘲笑した。

 そこへやってきたのがピアースGM。「二人とも今すぐやめるんだ」と釘を刺すと、「ドリュー・マッキンタイアの謹慎は解け、CMパンクはケガから復帰。正式発表だ。サマースラムでCMパンクvsドリュー・マッキンタイア決定だ」と告げた。「お互い指一本でも触れたら試合は中止だ。そして先に手を出した方は謹慎だ」と条件を提示したピアースGMは「あと問題はレフェリーを誰にするかだ」と思案した。

 するとロリンズが現れた。7・7トロント大会『マネー・イン・ザ・バンク』で世界ヘビー級王者ダミアン・プリーストに挑戦したロリンズだが、マッキンタイアがキャッシュインしてトリプルスレット戦に変更。そのマッキンタイアがパンクの妨害によって敗北し、世界ヘビー返り咲きを逸した。パンクへの報復を宣言していたロリンズは「俺は問題を解決する男だ。解決方法を教えてやる。こういうカオスが大好きな男を知っている。てめえらをしっかり裁ける男を知っている」としたロリンズは特別レフェリーに名乗りを上げた。

 サマースラムでパンクとマッキンタイアの遺恨対決が正式決定。しかもパンク報復に燃えるロリンズが特別レフェリーを務めることになり、ただで済みそうにない状況となった。

 今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。