【WWE】パンクがマッキンタイアとの抗争継続を宣言、ロリンズはパンクに宣戦布告もリード襲撃で吐血病院送りに 2024/8/6 23:00

 ロウが現地時間5日、メリーランド州ボルチモアで行われ、CMパンクがドリュー・マッキンタイアとの抗争継続を宣言。セス“フリーキン"ロリンズはパンクに宣戦布告したものの、ブロンソン・リードの襲撃を受け、合計6発のツナミによって吐血し、病院送りにされた。

 パンクは2日前の『サマースラム』で半年ぶりに復帰。ロリンズが特別レフェリーを務める中、マッキンタイアとの遺恨対決に臨んだものの敗戦に終わった。この日、リングに登場したパンクは「サマースラムで俺は負けた。負けるのは悔しい。俺は倒れても必ず立ち上がる。それが気に入らない連中もいるけどな」と切り出すと、「当初、言われたのは9ヵ月の欠場。今うれしいのはそんな状態から5ヵ月で復帰できたことでもある」と続けた。

 そしてパンクは「サマースラムは始まりに過ぎない。夏の始まりは理想通りにいかなかったが、夏はまだ終わっていない。ドリュー・マッキンタイアと第2ラウンドだ。あいつは俺の心臓を止めると言ったが、俺はまだ立っているし、呼吸しているぜ」とマッキンタイアとの抗争継続を宣言した。そこへロリンズがやってきて「ようやくてめえの息の根を止められるぜ」と宣戦布告。パンクに立ち向かおうとリングに上がった。

 今度はマッキンタイアが客席に現れた。「サマースラムで一番話題になったのはこの俺がCMパンクを倒し、セス・ロリンズが3カウントを数えた瞬間らしい。俺はあの試合で世界に衝撃を与えた」と勝ち誇ったマッキンタイアは「パンク、いい試合だった。お前はまだ老害じゃない。だが、もうベスト・イン・ザ・ワールドじゃない。それは俺のことだ」と断言。「俺にはまだ味方がいる。お前のクソ犬ラリーと愛妻のAJだ」とパンクから奪ったブレスレットを示して挑発した。

 するとパンクが客席に殺到。マッキンタイアを追いかけていった。入れ替わるように現れたのがリード。ボディアタックでロリンズを襲撃した。ロリンズもトラースキック、フロントハイキックで応戦するものの、デスバレーボムで突き刺したリードはセントーンを連発すると、ツナミ(ダイビングボディプレス)を連発した。一度はリングを降りたリードだったが、それでも飽き足らなかったようでリングに引き返すと、なおもツナミを4連発する凶行に出た。合計6発も食らったロリンズは吐血しながら苦もんした。

 リードは自らチャンスをつかむべく実力行使に打って出た形。アダム・ピアースGMが「セスはこれから病院に向かう。状態はあまりよくない。メディカルスタッフが心配している」と説明したようにロリンズは病院に搬送され、CTスキャン、内視鏡検査を受けることに。内臓出血の疑いがあるという。

 今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。