【WWE】ジミーが6ヵ月ぶり復帰戦も兄弟対決に敗戦 シコアはレインズKOで報復 2024/10/12
スマックダウンが現地時間11日、サウスカロライナ州グリーンビルで行われ、ジミー・ウーソが6ヵ月ぶりの復帰戦で弟ソロ・シコアに敗戦。シコアはローマン・レインズをKOし、10・5『バッド・ブラッド』で敗れた報復を遂げた。 10・5『バッド・ブラッド』でレインズとコーディ・ローデスが恩讐を超えてタッグを結成し、シコア&ジェイコブ・ファトゥと対戦。レインズがシコアに勝利した。この時、二人に加勢したのが6ヵ月ぶりに復帰したジミーだった。今年4月、タマ・トンガに背後から襲撃され、弟・シコアの暴挙によって欠場に追い込まれたジミーはこの日、怨敵となった実弟との遺恨対決に臨んだ。 オープニングに登場したジミーは「俺を欠場に追いやったのが実の弟ソロ・シコアだ。あのバカは俺とタイマンするタマがなかったんだ。後ろから襲われたからな。お前の取り巻き、お前のブラッドライン、お前の兄弟にな」とシコアを批判。「だから今夜、兄弟対決だぜ。ソロ、お兄ちゃんがお仕置きしてやるぜ」と予告した。 そこへ現れたのがレインズ。ジミーからマイクを渡されたレインズは大歓声と「OTC(オリジナル・トライバル・チーフ)」チャントの中、「俺は一族の長だ。自分のものは取り返す」と宣言。「俺たちはすべてを手にしてきた。やると決めたら必ずやり遂げた。すべてが俺たちのものだった。俺たちは金も権力も名声も、そして王座も手に入れた。俺たちが史上最強だ。そしてリングの上で人差し指を挙げたものが選ばれし者たちだ」と豪語した。 だが、ジミーは「今は違うだろ? 今俺が見ているのは裸の一族の長だ。首にウラファラ(一族の長の証である赤いレイ)もかかっていない」と指摘。「聞いてくれ。バッド・ブラッドは助けが必要だと思ったから俺が出ていった。お前はそう思っていなかったかもしれないが、俺たちには助けが必要だ」と主張すると、「一人思い当たるヤツがいる。一人だけ助けてくれそうなヤツがな」と続けた。 すると大観衆はジミーの兄ジェイ・ウーソと判断し、「YEET!」チャントの大合唱に包まれた。が、レインズは「ノーYEETだ」と拒否してしまう。ジミーは「よく聞け。お前は俺の一族の長だ。だが、血族でお前を承認しているのは俺だけだぞ」と言い残してリングを降りた。 そして迎えたメインイベント。「兄貴のジミーが俺にリベンジだと? あいつには無理だ。あいつは俺の兄貴かもしれないが、俺はあいつの一族の長だ。俺を承認させてやる」と予告していたシコアは試合になっても「俺を承認しろ」と迫ったが、ジミーは当然応じない。シコアを殴りつけ、逆水平を乱れ打つ。シコアを場外に転落させ、トペスイシーダを発射した。コーナーダイブはシコアがアッパーカットで撃墜。セコンドのファトゥも介入すると、シコアはラリアットを叩き込み、サモアンレッキングボール、ニールキックを次々に見舞った。 ジミーもDDTで反撃するものの、シコアのスピニングソロで止められてしまう。シコアは再びサモアンレッキングボールを叩き込んだが、ジミーも2発目をジャンピングトラースキックで迎撃。トラースキックを連発し、ジャンピングハイキック、ダイビングボディアタック、サモアンドロップの波状攻撃で巻き返した。が、コーナーダイブはファトゥが妨害。すかさずシコアがサモアンスパイクを叩き込んで3カウントを奪った。 ジミーが6ヵ月ぶりの復帰戦で弟・シコアに敗戦。試合後もブラッドラインの集団暴行を受けた。そこへレインズが駆けつけ、スーパーマンパンチを連発してファトゥ、タマ・トンガ、トンガ・ロアを次々に蹴散らす。シコアにも殴りかかったものの、早くも息を吹き返したファトゥがサモアンレッキングボールで鎮圧。ジミーには駆け上がり式ムーンサルトを投下。そして仕上げとばかりにシコアがレインズにサモアンスパイクを叩き込んでKOした。 レインズの復帰によって血族抗争は激化。多勢に無勢でレインズとジミーはブラッドラインに蹂躙され、「俺たちには助けが必要だ」とのジミー発言通りの現実が浮き彫りとなった。 今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。
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スマックダウンが現地時間11日、サウスカロライナ州グリーンビルで行われ、ジミー・ウーソが6ヵ月ぶりの復帰戦で弟ソロ・シコアに敗戦。シコアはローマン・レインズをKOし、10・5『バッド・ブラッド』で敗れた報復を遂げた。
10・5『バッド・ブラッド』でレインズとコーディ・ローデスが恩讐を超えてタッグを結成し、シコア&ジェイコブ・ファトゥと対戦。レインズがシコアに勝利した。この時、二人に加勢したのが6ヵ月ぶりに復帰したジミーだった。今年4月、タマ・トンガに背後から襲撃され、弟・シコアの暴挙によって欠場に追い込まれたジミーはこの日、怨敵となった実弟との遺恨対決に臨んだ。
オープニングに登場したジミーは「俺を欠場に追いやったのが実の弟ソロ・シコアだ。あのバカは俺とタイマンするタマがなかったんだ。後ろから襲われたからな。お前の取り巻き、お前のブラッドライン、お前の兄弟にな」とシコアを批判。「だから今夜、兄弟対決だぜ。ソロ、お兄ちゃんがお仕置きしてやるぜ」と予告した。
そこへ現れたのがレインズ。ジミーからマイクを渡されたレインズは大歓声と「OTC(オリジナル・トライバル・チーフ)」チャントの中、「俺は一族の長だ。自分のものは取り返す」と宣言。「俺たちはすべてを手にしてきた。やると決めたら必ずやり遂げた。すべてが俺たちのものだった。俺たちは金も権力も名声も、そして王座も手に入れた。俺たちが史上最強だ。そしてリングの上で人差し指を挙げたものが選ばれし者たちだ」と豪語した。
だが、ジミーは「今は違うだろ? 今俺が見ているのは裸の一族の長だ。首にウラファラ(一族の長の証である赤いレイ)もかかっていない」と指摘。「聞いてくれ。バッド・ブラッドは助けが必要だと思ったから俺が出ていった。お前はそう思っていなかったかもしれないが、俺たちには助けが必要だ」と主張すると、「一人思い当たるヤツがいる。一人だけ助けてくれそうなヤツがな」と続けた。
すると大観衆はジミーの兄ジェイ・ウーソと判断し、「YEET!」チャントの大合唱に包まれた。が、レインズは「ノーYEETだ」と拒否してしまう。ジミーは「よく聞け。お前は俺の一族の長だ。だが、血族でお前を承認しているのは俺だけだぞ」と言い残してリングを降りた。
そして迎えたメインイベント。「兄貴のジミーが俺にリベンジだと? あいつには無理だ。あいつは俺の兄貴かもしれないが、俺はあいつの一族の長だ。俺を承認させてやる」と予告していたシコアは試合になっても「俺を承認しろ」と迫ったが、ジミーは当然応じない。シコアを殴りつけ、逆水平を乱れ打つ。シコアを場外に転落させ、トペスイシーダを発射した。コーナーダイブはシコアがアッパーカットで撃墜。セコンドのファトゥも介入すると、シコアはラリアットを叩き込み、サモアンレッキングボール、ニールキックを次々に見舞った。
ジミーもDDTで反撃するものの、シコアのスピニングソロで止められてしまう。シコアは再びサモアンレッキングボールを叩き込んだが、ジミーも2発目をジャンピングトラースキックで迎撃。トラースキックを連発し、ジャンピングハイキック、ダイビングボディアタック、サモアンドロップの波状攻撃で巻き返した。が、コーナーダイブはファトゥが妨害。すかさずシコアがサモアンスパイクを叩き込んで3カウントを奪った。
ジミーが6ヵ月ぶりの復帰戦で弟・シコアに敗戦。試合後もブラッドラインの集団暴行を受けた。そこへレインズが駆けつけ、スーパーマンパンチを連発してファトゥ、タマ・トンガ、トンガ・ロアを次々に蹴散らす。シコアにも殴りかかったものの、早くも息を吹き返したファトゥがサモアンレッキングボールで鎮圧。ジミーには駆け上がり式ムーンサルトを投下。そして仕上げとばかりにシコアがレインズにサモアンスパイクを叩き込んでKOした。
レインズの復帰によって血族抗争は激化。多勢に無勢でレインズとジミーはブラッドラインに蹂躙され、「俺たちには助けが必要だ」とのジミー発言通りの現実が浮き彫りとなった。
今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。
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