【WWE】オートンが元盟友オーエンズとの対戦アピールもオールディスGMは認めず 2024/10/19

 スマックダウンが現地時間18日、サウスカロライナ州コロンビアで行われ、ランディ・オートンがニック・オールディスGMに11・2『クラウン・ジュエル』でケビン・オーエンズとの対戦を組むよう要求したが、拒否されてしまった。

 オーエンズは10・5『バッド・ブラッド』の大会終了後にコーディ・ローデスを襲撃。先週、「俺がコーディを裏切ったと言われているが、裏切ったのはコーディだ」と主張し、コーディにつかみかかろうとした。盟友・オートンが制止したものの、振り払おうとしたオーエンズがバックエルボーを叩き込む形に。オーエンズは駐車場で「コーディの味方すんのか?」と詰め寄り、オートンを暴行してしまった。

 謹慎処分中のオーエンズはこの日、VTRで登場。「俺はWWEに約10年いる。いや、もう10年以上か。いろいろあったが、今ほど気持ちが沈んだことはない」と沈痛な表情で語り出すと、「俺は今、謹慎中だ。スマックダウンに行けない。理由はコーディを襲ったからだとさ。ひどくないか? WWEでは日常茶飯事じゃないか。ロッカールームでも奇襲しまくっている。で、俺だけ謹慎か? 俺は会社から大事にされていないんだなと思ってしまったよ」と不満を口にした。

 そしてオーエンズの矛先はオートンに向けられた。「それはいい。まだ我慢できる。だが、ランディ・オートンは許せない。ランディ、お前が俺を裏切るなんて信じられねえよ」と吐き捨てたオーエンズは「裏切りはケビンの十八番と言っているヤツらがいるが、お前だけは絶対に裏切らないつもりだった。俺たちは特別だった。俺はお前が俺よりコーディを選んだのが信じられない」と続けると、「正直に言おう。俺はWWEから不当な処分を受けて、ランディに裏切られた。いつ戻れるかわからない」と戦列を離れる意向を示した。

 するとオートンがオールディスGMの元を訪れ、「会社がケビン・オーエンズをどうするつもりなのか知らないが、クラウン・ジュエルであいつとやらせろ」とアピールした。オールディスGMは「言うと思ったよ。だが、すまない。今、それは難しい」と返答。「どういうことだ?」と詰め寄るオートンに「私の一存では決められない。上層部から言われてるんだ」と説明した。あきらめないオートンは「そうか。じゃあ、あいつに話すか」と思わせぶりな言葉を口にし、その場を立ち去った。

 今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。