【WWE】パンクとロリンズが大乱闘 2025年最初のロウでの遺恨対決が決定 2024/12/17

 ロウが現地時間16日、マサチューセッツ州ボストンで行われ、CMパンクとセス“フリーキン"ロリンズが大乱闘を展開。両者の遺恨対決が2025年最初のロウで実現することになった。

 7月の『マネー・イン・ザ・バンク』における世界ヘビー級王座戦にパンクが介入し、ロリンズのベルト獲りを阻んだ。パンクの復帰によって両者の遺恨が勃発。2週間前のロウで口論を展開していた。

 この日、パンクがオープニングに登場。「正直言うと気分がよくない。2週間前、俺の熱狂的ファンことセス・ロリンズとリングで対面した。俺は眼中にないと言い返した。あれから2週間、たまにセスのことが頭をよぎる。それがいらつくんだ」と切り出すと、「セスが正しかった。俺とヤツの因縁はいつかこのリングで決着をつけなきゃいけない」と対戦に乗り出す構えをみせた。

 「セス、俺とやりたいなら構わない。だが、ドリュー・マッキンタイアみたいになるぞ。傷口が一生ふさがらないぐらい、てめえをボコボコにしてやるよ」とパンクが通告すると、ロリンズが客席に現れた。「人生は考え方ひとつで変わる。ここで観客と一緒になれば考え方が変わると思ったんだ。お前を見る目が変わるかもしれないと思ったが、ここから見てもお前はクソヤローだ」と言い放ったロリンズは「てめえが捨てたWWEを俺が背負ってここまででかくした。俺はてめえよりレッスルマニアのメインを張っている」と豪語した。

 ロリンズがリングへ歩を進めると同時にパンクがリングを降り、客席での乱闘が幕開け。レフェリー、セキュリティが総出で制止しても二人は激しくもみ合い、リングに飛び込んで殴り合う。一度は引き離されたが、客席で再び殴り合いを展開した。

 アダム・ピアースGMは1月6日(日本時間7日)、カリフォルニア州ロサンゼルスで行われる2025年最初のロウで両者の一騎打ちを行うことを決めた。同大会では「ローマン・レインズvsソロ・シコア」も決定済みで、PLE級のカードが並ぶことになった。

 今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。