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　ロウが現地時間30日、テキサス州ヒューストンで行われ、イヨ・スカイが女子インターコンチネンタル王座決定トーナメント準決勝でライラ・バルキュリアに敗れ、新設王座獲りのチャンスを逃した。

　新設・女子IC王座の初代王者を決めるトーナメント。イヨは先週、ナタリア、アルバ・ファイアとのトリプルスレット戦による1回戦を制し、準決勝に勝ち上がった。この日、ダコタ・カイがゾーイ・スタークを破って決勝進出。イヨも勝利すれば、ダメージCTRL対決で女子IC王座を争うところだった。

　イヨはライラを相手にスピーディーな先手争いを展開。一進一退の丸め込み合戦でしのぎを削ると、ライラが低空ドロップキックでヒザを射抜き、カンパーナで吊り上げる。場外に転落したイヨはスライディングキックを被弾。雪崩式ドラゴンスクリューなど足攻めに苦もんした。

　しのいだイヨはアッパー掌底連打、ドロップキックで反撃。ミサイルキックでライラを吹き飛ばした。ムーンサルトを狙ってコーナーに上がると、察知したライラが阻止。ドロップキック、スイングDDT、フィッシャーマンバスターの波状攻撃に出た。

　イヨは2カウントでキックアウト。ジャーマンでぶん投げたが、ライラもスピンキック、ネックスクリューで反撃して譲らず。イヨもコーナーに上がったライラを雪崩式サムソンクラッチで叩き落とした。コーナー最上段からのケブラーダ、串刺しランニングダブルニーと一気にたたみかけたが、ムーンサルトは不発。最後は丸め込み合戦を制したライラが3カウントを奪った。

　イヨが女子IC王座決定トーナメント準決勝で敗退。初代王者の座を逃した。決勝戦は2週間後のロウで行われ、ライラとダコタが新設ベルトを争う。

　今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。