プロレス/格闘技DX

　スマックダウンが現地時間1月31日、インディアナ州インディアナポリスで行われ、翌日の『ロイヤルランブル』で統一WWE王座ラダー戦を控えるケビン・オーエンズと、ロイヤルランブル戦出場を控えるCMパンクが挑発合戦を展開した。

　2・1(日本時間2日)『ロイヤルランブル』で統一WWE王者コーディ・ローデスとラダー戦で対決するオーエンズがこの日のオープニングに登場。大ブーイングの中、統一WWE、旧WWEの2本のベルトが吊るされたリングに上がったオーエンズは「セス・ロリンズもCMパンクもレッスルマニアでコーディに挑戦したいと言っていたが、明日、王座を勝ち取るのは俺だ」と予告した。

　オーエンズが「これは俺のものだ。返してもらう。これ(統一WWEベルト)は明日、俺が獲る」と旧WWEベルトを肩にリングを降りようとすると、ロイヤルランブル戦出場を表明しているパンクが現れた。「邪魔して悪いな。お前が俺の名前を出したから出てきてやった」と切り出したパンクは「明日、俺がロイヤルランブルで優勝し、もしお前がコーディを倒したなら、今年のレッスルマニアのメインは王者ケビン・オーエンズvsCMパンクになるかもしれないな。お前が勝ったら、お前を狙ってやる。ただ、王者としての期間は長くないぞ。レッスルマニアで俺が勝つからな」と通告した。

　だが、パンクはロイヤルランブル未制覇で、レッスルマニアのメインイベントに立ったことがない。「俺とお前がレッスルマニアのメインで対戦するのであれば、俺がお前をぶっ倒す」と応戦したオーエンズは「レッスルマニアのメインに立つのはお前にとって少年時代からの夢だよな。その夢を叶えられないお前をみるのを想像するといい気分だ。俺は何回もレッスルマニアのメインを張ったが、お前は何も成し遂げないまま墓場に眠る」とパンクのランブル戦敗退を予言し、リングを降りようとした。

　呼び止めたパンクは「お前はレッスルマニアのメインを2回張っているな。俺は『ロイヤルランブル』で5度の王座戦を経験しているが負けていない。俺はローガン・ポールに負けてもいないぞ」と昨年の『ロイヤルランブル』におけるUS王座戦でローガンに敗れているオーエンズに揺さぶり。「明日、俺が29人をトップロープから投げ飛ばし、お前はコーディ・ローデスに勝たなければいけない。それとも今ここで俺にぶちのめされるか?」と通告したが、オーエンズは挑発に乗らず去っていった。

　今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。