【WWE】ロリンズがベイラーとの予選制す イリミネーションチェンバー戦出場選手出そろう 2025/2/18

 ロウが現地時間17日、ノースカロライナ州シャーロットで行われ、セス“フリーキン"ロリンズがフィン・ベイラーとの予選に勝利し、イリミネーションチェンバー戦出場を決定。チェンバー戦出場6選手が出そろった。

 3・1『イリミネーションチェンバー』で行われるチェンバー戦は巨大な鉄檻に囲まれたリングで6人が出場する変則時間差バトルロイヤル。勝者がレッスルマニアで統一WWE王者コーディ・ローデスへの挑戦権を得る。ここまでジョン・シーナ、CMパンク、ドリュー・マッキンタイア、ローガン・ポール、ダミアン・プリーストの出場が決定。この日、最後の予選としてロリンズとベイラーが対決した。

 ベイラーがロリンズにコスチュームを脱ぐ間も与えず奇襲攻撃を仕掛けて先手を取ると、その場飛びフットスタンプを投下。ペディグリー、正面飛びドロップキックと一気に攻め込んだ。続くクーデグラはロリンズが回避。フライングラリアット、フロントハイキック、変型バックブリーカーで巻き返し、トペスイシーダ、スワンダイブ式ニーを発射。カーブストンプが不発に終わっても低空ドロップキックでベイラーの左ヒザを射抜いた。

 すかさずロリンズがローキック連打など足攻めを展開。ニークラッシャーで実況席に左ヒザを痛打させた。鉄階段上でのカーブストンプは不発に終わり、ベイラーが鉄柱、鉄階段に激突させて逆転。リングに戻るとコブラツイストで絞め上げ、ニーリフトなどの腹部攻めでロリンズを消耗させる。ロリンズが延髄斬りで反撃しても、オーバーヘッドキックで応戦した。

 それでもロリンズはDDT、ランニングニー、ライオンサルトの波状攻撃で巻き返す。コーナーへのパワーボムを敢行し、フロッグスプラッシュを放ったが、ベイラーは両ヒザで迎撃。首固めで丸め込んでニアフォールに追い込む。激しい殴り合いからロリンズが噛みつき攻撃に出れば、ベイラーはファイナルカット、スリングブレイドと一気呵成に攻め立てた。

 ロリンズも正面飛びドロップキックをキャッチし、シャープシューターで捕獲。耐えるベイラーをペディグリーで叩きつけた。ベイラーもギリギリで肩を上げ、ロリンズが仕掛けた雪崩式ブレーンバスターを阻止。クーデグラを投下し、クロスフェースで絞め上げたが、反転して切り抜けたロリンズはカーブストンプをさく裂。熱戦に終止符を打つ3カウントが入った。

 ロリンズがチェンバー戦出場を決定。これも勝利すればレッスルマニア出場、統一WWE王座が決まる。ロリンズは祭典への道を切り開けるか。

 今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。