【WWE】女子世界王者イヨが前王者リアと次週リマッチ レッスルマニア前に関門 2025/3/25

 ロウが現地時間24日、スコットランド・グラスゴーで行われ、女子世界王者イヨ・スカイが次週、前王者リア・リプリーとのリマッチに臨むことが決まった。

 イヨは4月の『レッスルマニア41』でイリミネーションチェンバー戦覇者ビアンカ・ベレアとの防衛戦を控える。先週、調印式に臨んだものの、前王者・リアが乱入し、タイトルマッチ契約書にサイン。トリプルスレット戦が浮上していた。

 この日、アダム・ピアースGMがリングに登場し、「リアのサインは無効です。リア・リプリーにはリマッチをさせる。私は最初からそのつもりでした。チェンバー戦を制したビアンカは変わらずレッスルマニアでの挑戦者です。リアはレッスルマニアでリマッチ権を行使したがっているが、やらせない」との決定を発表した。

 そこへイヨがやってきて、「契約書はどうでもいい。リアでもビアンカでも誰でもいい。二人とも相手してやる。なぜなら私が女子世界王者だからな!」とトリプルスレット戦を受ける構えをみせた。ピアースGMが「それはわかっているが聞いてくれ」と説明しようすると、ビアンカが現れ、「ピアースGMの言う通り挑戦者は私。レッスルマニアのためにチェンバー戦を制した。リアは関係ない。彼女は権利を勝ち取ってない」と主張した。

 ピアースGMが「それもわかっているが聞いてくれ」と説明しようとするものの、今度はリアがやってきた。「正直レッスルマニアはどうでもいい。王座戦の相手も誰でもいい。私のタイトルを取り返すだけ。リマッチさせろ」と要求すると、ピアースGMは「いまさらか? 最初から言ってるだろ」と返答した。

 ビアンカが「リマッチがしたかったら、あと3週間待てば? そしたら私がレッスルマニア後に相手してやるよ」と挑発すると、二人はまたしてもイヨそっちのけで口論に。割って入ろうとして突き飛ばされたイヨは激怒。再び突っかかろうとしたが、ピアースGMに制止された。聞く耳を持たない3人にピアースGMは「いい加減にしろ! 少しは私の言うことを聞いてくれ」と一喝。「来週、イヨとリアのリマッチだ。勝者がビアンカとレッスルマニアで対決だ」と宣言した。

 するとイヨは飛びつきDDTでリアを突き刺し、ビアンカがKODを狙ってもアームホイップで切り返す。リアがフロントハイキックでビアンカをねじ伏せると、イヨはリアにアッパー掌底をさく裂。ビアンカがラリアットでリアを場外に叩き落とすと、イヨは鉄階段から場外へのダイブ式コルバタでリアを吹き飛ばした。ビアンカにスワンダイブ攻撃を狙ったものの、が不発に終わるとKODで場外のリアめがけて投げつけられた。

 次週、イギリス・ロンドンで行われるロウでイヨがリアを迎え撃つ防衛戦が決まった。レッスルマニアでの挑戦者・ビアンカが特別レフェリーを務めることに。王者としてのレッスルマニア出場を決めていたイヨだったが、その前にリアという大きな関門が立ちはだかることになった。

 今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。