プロレス/格闘技DX

　『レッスルマニア41』が現地時間19日、ネバダ州ラスベガスで行われ、ジェイコブ・ファトゥがLAナイトを破ってUS王座を奪取。WWE参戦以来、初のシングルベルト戴冠を果たした。

　ナイトは昨年11月、中邑真輔に敗れてUS王座から陥落したが、今年3月に奪還。US王者としてレッスルマニアを迎えた。対するファトゥはブラウン・ストローマンとの挑戦者決定戦に勝利。祭典でのベルト獲りに乗り出した。

　ナイトはオープンカーに乗ってのド派手な入場。ネックブリーカードロップで先手を取ると、早くもBFTを仕掛けたが、ファトゥも不発に終わらせ、サモアンドロップで豪快に叩きつける。ナイトが低空ドロップキックを連発して切り崩しにかかっても、ダイビングボディアタックをキャッチしてスクラップバスターを敢行した。

　ナイトもセントーンをヒザで迎撃し、サモアンドロップ狙いを逆打ちで切り返す。左の肩口から鉄柱に何度も叩きつけ、ラリアットで追い討ち。大観衆の「L! A! ナイト! YEAH!」の絶叫とともにダイビングエルボードロップを投下し、ファトゥがマイティムーンサルトを狙っても、雪崩式一回転ジャーマンで叩き落とした。

　ファトゥもBFTを食い止め、トラースキック、サモアンレッキングボール3連発と猛反撃。スワントーンボムを投下し、ヘッドバット連打を浴びせると、マイティムーンサルトを繰り出した。ナイトがBFTで切り返す離れ業を見せても、ファトゥは止まらない。雪崩式サモアンドロップで叩き落とすと、マイティムーンサルトを連発して3カウントを奪取。ファトゥがUS王座を手中に収め、WWEにおける初のシングルベルト戴冠となった。

　『レッスルマニア41』の模様は日本国内ではABEMAにて放映された。