【WWE】元BULLET CLUBリーダー対決実現 AJがベイラー撃破、次週タッグで再戦 2025/5/13

 ロウが現地時間12日、ケンタッキー州ルイビルで行われ、AJスタイルズがフィン・ベイラーとの元BULLET CLUBリーダー対決に快勝。次週、タッグによる再戦が決まった。

 この日、好カードが実現。かつて新日本でBULLET CLUBのリーダーとして活躍したAJとベイラーが一騎打ちに臨んだ。4・20『レッスルマニア41』でベイラーはドミニク・ミステリオの裏切りによってIC王座獲りならず。以来、二人の間に不穏な空気が漂っている。この日の一戦もドミニクからAJ狩りを要請され、渋々受け入れたものだった。この日、ベイラーはJDマクドナ、カリートをセコンドに出陣したが、そこにドミニクの姿はなかった。

 それでもベイラーはAJ相手に熱戦を繰り広げた。AJがドロップキックで先手を取り、高速ブレーンバスターで攻勢に出れば、ベイラーはスタンガンで反撃。コブラツイストで絞め上げる。逃れたAJはラリアット、スライディングフォーアームで反撃。牛殺しを決める。スタイルズクラッシュはエプロンに上がってきたマクドナに気を取られて不発に終わったものの、ベイラーに打撃ラッシュを浴びせ、トップロープからの雪崩式ブレーンバスターを敢行した。

 ベイラーもパンチ連打を浴びせるものの、AJはローリングエルボーで応戦。ベイラーが繰り出したオーバーヘッドキックをキャッチしてカーフクラッシャーで捕らえる。逃れたベイラーはファイナルカットで反撃。AJがラリアットを見舞ってもスリングブレイドでやり返す。正面飛びドロップキックを放ち、クーデグラを繰り出した。

 回避したAJは再びカーフクラッシャーの構え。ベイラーが抵抗しても電光石火のスタイルズクラッシュをさく裂させる。ベイラーが2カウントで返しても、再びスタイルズクラッシュを仕掛けた。ここでマクドナがエプロンに上がってきたが、撃退したAJはフェノメナールフォーアームを繰り出したが、キャッチしたベイラーはリバースブラディサンデーで逆襲した。

 ここでペンタが現れた。2週間前の『バックラッシュ』でドミニクとのIC王座戦に敗れたばかり。雪辱を狙うペンタはマクドナに風車式バックブリーカーを決め、カリートをカナディアンデストロイヤーで突き刺した。リング上ではベイラーの追撃を阻んだAJがフェノメナールフォーアームを発射。ベイラーは返せず3カウントが入った。

 歴代BULLET CLUBリーダー対決はAJに凱歌。次週、AJ&ペンタとベイラー&マクドナが激突するタッグマッチが決まり、両者が再び対戦することになった。

 今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。