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　AEWダイナマイトが現地時間14日、イリノイ州ホフマンエステーツで行われ、白川未奈が王者トニー・ストーム、AZM、スカイ・ブルーとの4WAY戦によるイリミネーター戦を制し、AEW女子王座への挑戦権を獲得した。

　イリミネーター戦は勝者が王座挑戦権を手にするもの。この日、AEW女子王者・ストーム、白川、AZM、ブルーが4WAY戦で激突した。白川とAZMは新日本5・9オンタリオ大会におけるSTRONG女子王座3WAY戦(もう一人はメルセデス・モネ)以来の再戦となった。

　白川は開始早々、AZMに突進。サムソンクラッチから飛びついて早くも足4の字固めを仕掛ければ、AZMは首固めで切り返す。AZMのランニングローキックをかいくぐり、丸め込み合戦を展開すると、ロープに走ったAZMの足を場外にスライディングしながらすくい、スイングDDTで硬い床に突き刺した。

　その後、白川は王者・ストームと対峙。エルボー合戦で火花を散らす。AZMがミドルキックを見舞って割って入っても、DDTで撃退した白川は足4の字固めでストームを捕らえる。AZMにカットされてもトップロープに駆け上がってのプランチャをストームに発射。そこへAZM、ブルーもプランチャで次々に突っ込んだ。

　戦場がリングに戻ると、ブルーがAZM、ストームがブルー、白川がストーム、AZMが白川を投げる意地のリレー式ブレーンバスター合戦に。AZMが白川、ストームがブルーを同時にジャーマンで投げると、ストームは串刺しランニングヒップアタックを白川とブルーに連発したが、AZMがフロントハイキック、ブルーがトラースキック、白川がローリングバックブローの連続攻撃で王者の攻勢を止めた。

　ストームも白川にドロップキック、AZMにバックドロップ、ブルーにネックハンギングボムを立て続けに決める大暴れをみせたが、白川がハイキックで鎮圧。AZMはハイキック、カナディアンデストロイヤーでブルーをニアフォールに追い込む。ストームがストームゼロ(高速パイルドライバー)でAZMを突き刺すと、白川がローリングエルボーを叩き込む。ストームが首固めで丸め込んでも、ひっくり返して3カウントを奪った。

　混戦となった4WAY戦で白川が王者・ストームにピンフォール勝ち。5・25グレンデール大会『AEW:ダブル・オア・ナッシング2025』でのAEW女子王座挑戦が決まった。そして試合後、AZMが花道を下がっていると、前STRONG女子王者・モネが襲撃。AZMを殴りつけると、グラウンドフェースロックで絞め上げた。するとジェイミー・ヘイターがモネを蹴りつけてAZMを救出する形に。5・25女子オーエン杯決勝戦でモネと対決するヘイターは待ちきれないとばかりにクロスフェースで絞め上げた。