プロレス/格闘技DX

　『サタデーナイト・メインイベント』が現地時間24日、フロリダ州タンパで行われ、統一WWE王者ジョン・シーナがノンタイトル戦でRトゥルースに完勝した。

　統一WWE王者・シーナは5・10『バックラッシュ』でランディ・オートンとのライバル対決を制して防衛を果たした。その試合中、乱入したのがシーナをヒーローと崇めるトゥルース。パントキックを狙うオートンから救出したものの、シーナは試合後の会見でトゥルースをアティテュードアジャストメントでテーブル葬。トゥルースは「彼の目を覚まさせるためならやってやる」と決意し、この日、ノンタイトル戦ながらシーナとの一騎打ちが実現した。

　トゥルースはシーナのテーマ曲で登場。コスチュームも真似たものの、リングインと同時にシーナがラリアットをお見舞い。トゥルースからTシャツを引っぺがすと、フライングショルダーアタックを連発し、プロトボム、ファイブ・ナックル・シャッフルと一方的に攻め込んだ。

　トゥルースもアティテュードアジャストメントを阻止すると、フライングショルダー連発、プロトボム、ファイブ・ナックル・シャッフルと同じ攻撃を完コピ。本人よりも先にアティテュードアジャストメントを決めた。シーナが1カウントで返してもトゥルースはお株を奪うSTFで絞め上げた。

　逃れたシーナは場外戦に持ち込んでトゥルースを鉄柱に叩きつけると、ベルトを手に殴りかかろうとした。途中で踏みとどまり、レフェリーにベルトを渡したものの、そのスキに急所蹴りをお見舞い。すかさずアティテュードアジャストメントを爆発させて一気に3カウントを奪った。

　シーナを改心させようとしたトゥルースだったが完敗。試合後、シーナはベルトでトゥルースの顔面を殴打して大ブーイングを浴びた。