プロレス/格闘技DX

　ロウが現地時間2日、オクラホマ州タルサで行われ、カイリ・セインがラケル・ロドリゲスを破って復帰後3連勝。盟友イヨ・スカイもリヴ・モーガンの介入を阻む好フォローを見せた。

　2週間前に復帰したカイリは現在2連勝中。先週は元女子世界王者でもあるリヴを破った。この日はリヴのパートナー、ラケルと対決。試合前、リヴは女子世界王者・イヨの前に現れ、「先週負けたのはカイリがラッキーだっただけ。マネー・イン・ザ・バンクで勝って、あんたのベルトも私のものにするわ」と通告。ステファニー・バッケル、アイビー・ナイルとのトリプルスレット戦による女子MITBラダー戦予選に臨んだものの、NXTからの昇格を果たしたバッケルがアイビーに勝利。リヴはMITBラダー戦出場権を逸した。これで女子MITBラダー戦の出場選手はバッケル、ナオミ、ジュリア、ロクサーヌ・ペレス、アレクサ・ブリス、リア・リプリーの6名に決まった。

　そしてカイリがラケルとの一騎打ちに登場。スライディングエルボーで先制し、場外に転落したラケルにエプロンからのコルバタで飛びついた。が、キャッチされるとエプロンに叩きつけられてしまう。リングに戻ってもラリアットを連発されて劣勢となり、ネックハンギングツリーの体勢からコーナーに投げつけられた。

　その後もカイリはカナディアンバックブリーカーに捕まったままコーナーに激突させられたが、ブレーンバスターをDDTで切り返して反撃を開始。カカト落とし、エルボーと逆水平の交互連打、DDTの猛攻で巻き返す。さらに正面飛びドロップキック、ローリングネックブリーカードロップで攻勢を続け、串刺しスライディングエルボーを叩き込んだ。

　ここでリヴが介入を狙ったものの、駆けつけたイヨがエルボーを連発して阻止した。ラケルがイヨの髪をつかんでも、カイリがフロントハイキックを見舞って鉄柱に激突させる。倒れ込んだラケルに間髪入れずインセインエルボーを発射して3カウントを奪取。復帰後3連勝を飾った。

　今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。